短期夏休みで地元へ戻っております。
うちの地元では古くから大蛇山祭りというのがありまして、その起源というには太古の昔から「やまたのおろち」伝説が残っているため。
三池山という山があり、太古の昔にやまたのおろちが暴れていたため、勇敢な人間が倒し、やまたのおろちが暴れたときに三つの池が出きて、三池山という名前がついたいう都市伝説も。
なお”やまたのおろち”は頭が八つあるという空想上の怪獣なのだが、頭が八つなら股は7つになるはず。なのに”やまた”という名前になっているのはよくわからない。
とにかく昔から大蛇山祭りをやってきている。詳しくはわからないが、戦前からやっていたようだが、戦時中は祭りをやってる余裕もなく、止めていたそう。しかし、それから災害が増え、また大蛇山祭りを行ってから、うちの地元は津波や、地震などの大きな災害は起きていないのだそう。
台風はよく来るけど。
要は写真のような大蛇の山車を地区ごとに製作して、地区ごとだから複数の大蛇がいるわけで、その出来を競い合います。
子供たちが独特の太鼓と鐘で音を出しながら、引っ張って街中を歩く。時には花火の火を噴いて、厄除けを願うというもの。
私も子供の頃は参加してました。
しかし、僕が子供の頃はそこそこ人口も多くて、地区ごとにイベント会場ができて、無名の演歌歌手がきたり、縁日ができて賑わっていたもんですが、人口減少に歯止めがかからない。
すっかり、地区ごとのイベントは消え、市内の中心部のみで行われるようになったわけですね。
私も大蛇山を見るのはもう10年~15年ぶりだったと思います。


