パーソナルカラーと企業、その移り変わりについて | トミヤママチコ Official Blog

トミヤママチコ Official Blog

株式会社スタジオHOW代表、NPO日本パーソナルカラー協会理事長、トミヤママチコのofficial blogです。


テーマ:
お盆休暇なので、時間が取れた事もありお話ししたい事がいつもにも増して
少し長いです。最初におわびします。

パーソナルカラーは根強い人気に支えられて、波瀾万丈浮き沈みの中で
ここまで進んできました。

クライアントは主に個人のお客様。それも女性が中心です。
おしゃれに敏感で、新しい物好き、
だけど移り気。
そして「色」が好き。
流行(はやり)ものには多少マユツバでも果敢にアタックしていきます。


そんな女性のパワーは今の時代では
ゆっくりですが社会を動かす大きな原動力になります。

その中から淘汰され、分野として社会に根付くには
企業から職種として認められる事が重要になってきます。

企業が新しい分野を受け入れるには時間がかかります。
パーソナルカラーに対してもしかりです。
美容業界のように現場からの声が直接つながりやすい業界では
かなりはやくから顧客サービスの一環としてとりいれられてきましたが
現場からの声が届きにくい業種では時間がかかります。

なぜなら企業を動かすのはほとんどが管理職にある男性。
おしゃれには興味が薄く、オーセンティック、
一度受け入れたらなかなか変えない。
そして「色」にも特別の興味は無い。
しかも利益の追求をしなければ成り立たないという企業の本質から
収益に結びつく対象物を見極めるのは慎重です。

そんなわけで、企業にパーソナルカラーを取り入れてもらうのは
本当に長い時間がかかりましたが、
このごろの動きの中にゆっくりと脈が出てきたように実感しています。

理由はいくつかあります。

● 時代の流れでより細やかなサービスが要求される事
● 「色」には女性の購買力をそそる力がある事
● 企業の担当に女性が多く登用されるようになった事

などです。

話は少し横道にそれますが

反面いつでも企業が採り入れてくれるのは即効力のある場合です。
収益に直結している事。
これはパーソナルカラーであれば催事・イベントが当てはまります。
この需要はかなり以前からありました。というか、企業からの依頼
はほとんどこの分野に限られていると言った方がいいくらいでした。
『お似合いの色を見つけます」というサービスは女性を集客する効果があり
それは購買力につながります。1日の催事で売り上げが確実に伸びます。

これに着目した企業では、近頃では社内でパーソナルカラーの診断が出来るスタッフ
を育成して対応する場合も増えてきました。

喜ばしい事ですが、この現象は大きな爆弾を抱えています。

「お似合いの色」を提案する専門職スタッフというふれこみに対して
育成の訓練は極めて短期に、簡便なスキルをマスターするか、
もしくはパーソナルカラーに直接関係のない色彩関連の検定資格者を
「似合う色」の専門職にしてしまう場合もあります。
「似合う色くらい、毎日接客していれば経験的に分かるだろう」という
本音が見え隠れします。

しかし、クライアントはそれほど甘くはないような気がします。
にわか仕立ての専門職が担当するリスクは大きく、
このサービスが一巡したころ、あちらこちらで違う診断をされたという
クレームが生じる可能性は高く、それに対応できなければ、
このサービス自体を打ち切ってしまう企業は多いと推測できます。
企業にしてみれば集客に結びつくサービスであれば
「色」でなくてもいっこうにかまわないのですから。

これを踏まえ、信頼性の置けるサービスとして継続していくために
企業側も、パーソナルカラー業界も軌道修正は必要かと思います。

話を元に戻し、長い話も終わりにしなくてはいけませんが、
ここ数年の間に、企業からの依頼の内容に変化が見られます。

「似合う色」という着眼点から少し離れて、
色が持つ効果自体を取り入れたいという要望です。

それぞれの色が持つ特性を生かし、
目的に応じた色を選択するにはどうしたら良いか、
現場で接客する場合でも、「似合う」という観点ばかりではなく、
その色がどのような効果を持っているかというアドバイスが出来る
スキルを習得したい、等々という要望です。

実際、販売員の方々が、色に関するボキャボラリーが増えたために
収益に結びついたという数字的なデータもあがって来るようになりました。

近頃はかなり大手の企業からのご相談も多く、
また必ずと言っていいほど女性担当者が発言権を持たれています。
現場からの生の声を吸い上げるために、若い方々や女性が担当される
傾向は顕著です。
企画、相談の段階ではとても盛り上がり、上司に持ち帰っては縮小され
の繰り返しの中で、だんだん上層部の理解を得ながら、進めていく事が
多くなりました。

パーソナルカラーの分野も
誰もが共通に認識できる客観的な心理効果である固有感情と
訓練されたコンサルタントの主観的な心理効果である表現感情を
きっちりと隅分けして、
個人から企業に至るまで、要望に応えられるカラースペシャリストとして、
社会的に職業として確立できることを目指し、
こつこつと進んでいくっきゃないか、と
長い道のりを前にして・・・

毎日、それなりに励んでおります。

宝石赤スタジオHOW宝石赤

http://www.studio-how.jp

宝石赤日本パーソナルカラー協会宝石赤
http://www.p-color.jp


宝石赤Facebook宝石赤

https://www.facebook.com/studiohow.since1989


宝石赤Twitter宝石赤

https://twitter.com/studioHOW







トミヤマ マチコさんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス