親しい友人が……千曲川を世界遺産にしたいという夢を語るのを聞きました。
信濃川は、長野・新潟県境で「千曲川」から「信濃川」と名を変えて日本海に注ぎます。流路延長は367kｍで全国一長く、長野県内の延長は213.5kｍの長大河川です。
流域は広く関係自治体も多く、世界遺産指定というのは大きい夢です。
飯山市を南北に流れる千曲川の……道の駅＆花の駅千曲川と、菜の花公園を結ぶ線上あたりが日本一の川の中間点（へそ）に当たるいうことを活用して……
菜の花公園一帯と、千曲川左岸・右岸の市民の森で植栽した桜堤、広井川の排水場、道の駅＆花の駅の辺りを拡張して、国営による「信濃川中流域みゆき野河川公園」整備を国に働きかけたらどうかという夢を描いています。
国営公園は、武蔵丘陵森林公園や飛鳥歴史公園など全国に17公園があります。
長野県内では、国営アルプスあづみの公園があり、同一県内で2ヶ所の国営公園指定はかなり難しい課題ではあります。
ただ、河川公園は、全国に淀川河川公園、木曽三川公園（木曽川・長良川・揖斐川）の2つだけであることや、信濃川は日本一の長大河川であり、その中間点であること、菜の花公園や桜堤植栽など、千曲川に対する地元の熱意もあること……。
などを強く訴え、景観ばかりでなく、遊休農地対策・防災上の観点からも、強く働きかけることが大事だと思います。
このことについて……前回のブログを見た、小学校の同級生が……この提案に賛成してくれ、次ぎのような情報を寄せてくれました。
……以前訪れたクロアチアでのことです。旅はアドリア海の海岸線の絶壁を縫うように走りました。
「センジ」と言う小さな町は、北極点まで５千キロ、反対の赤道まで５千キロの中間点にあります。何の変哲もない小村ですが、この中間点に、沢山の観光バスが停まり、にぎやかでした。中間点の記念碑は、地球儀をはめこんだデザインでした。
……
この場所は、クロアチアのバカール湾から１５分位走ったところにあるそうで、北緯４５度線の表示があり、表示板には、赤道まで 5,000 km、北極まで 5,000km と描かれているそうです。
これらを参考に、市民に情報を提供し、市民の夢と知恵を借り、国や県の理解を深め、大きい力で千曲川の素晴らしさを、全国・世界に発信したいと思います。
その手始めとして、河川敷内の立木の伐採や、中間点の標柱の整備、展望台の整備、、渡し船の運行などの検討を始めたらどうでしょうか？
今の時期の、国営公園は「アルプスあづみの公園」も含めて、大規模なイルミネーションのイベントが繰り広げられています。
雪のイルミネーションや雪原の中での道祖神などなど……が期待されます。
