フィフィさんは
「人権侵害」と言っているが、
私(ロクハン)も、これは
「パワハラ」だと思う。
私は、AKB48は
「ブラック企業」と言ったが、
それと同じです。
この事件の女の子は、ホテルへ行ったというから、それは、枕営業と同じになってしまうから、この女の子は良くないが、
しかし、就職するのに、恋愛禁止なんて、おかしいでしょ。
裁判所は、「人権侵害」とか「パワハラ」とか全く考えずに、
単に契約書の紙切れの、契約違反としての判決を出しただけなんですね。
フィフィさんめ言っているように、
こんな判決が出れば、
悪徳芸能プロダクションが、
不当にアイドルから金を巻き上げる、という事態になりかねない。
AKB48も、恋愛禁止も、
主体性の無い日本人の若い女の子たちが、
芸能プロダクションの言いなり、契約書にサインさせられてしまうのです。
日本の芸能界は、フィフィさんが言う「イメージで売る」というのは、
主体性の無い日本人の若い女の子たちによって成り立っているのです。
主体性が無いからこそ、
日本のアイドルが成り立つのです。
フィフィさんが言う、
ブリトニー・スピアーズにしろ、クリスティーナ・アギレラらのようなことは、
主体性の無い日本人の芸能界では有り得ないことです。
主体性が無いからこそ、こんな判決が成り立ってしまうのかもしれません。
日本の芸能界って、本当に特殊ですよね。
●livedoorニュース
●[フィフィ]裁判所が認めたアイドルの“恋愛禁止条項”は人権侵害か
9月27日16時30分
【好評連載・フィフィ姐さんの言いたい放題】
アイドルグループのメンバーであった17歳の女性が、
異性との交際を禁じた規約に違反したとして、
東京地裁は18日、65万円をマネジメント会社に支払うよう女性に対し命じた。
女性は2013年3月に、交際禁止を定めた規約を含む契約を結び、6人グループとして7月にデビュー。
しかし、男性ファンに誘われホテルに行ったことが発覚。
グループは10月に解散した。
今回の判決は
「男性ファンの支持を得るため、交際禁止の条項が必要だった」
と、マネジメント会社の主張を受け入れる形となったが、
果たして、交際発覚はアイドルのイメージを本当に悪化させるのであろうか。
フィフィは、今回のケースが前例となってしまうことで、
今後アイドルたちが被るであろう
危険性についても指摘する。
■恋愛する権利を奪うことは、人権侵害
アイドルの恋愛禁止問題。
日本では、
アイドルの恋愛が発覚すると
「アイドルはイメージを売りにしていることを、
彼女たち自身もわかってやっているわけだから、守らなかった本人にも問題がある」と、
よく言われがち。
だけど、こうした考え方は、
人権問題に発展する可能性もあるんです。
たとえ保護者が同席していたとしても、
当時15歳の女の子が事務所に入るとき、
恋愛禁止の契約を結ばされる。
このこと自体、
異常なことですよ。
今後、その女の子は
成長をしていく過程において、恋愛する可能性だってあるにも関わらず、
あらかじめ“恋愛の権利”を奪ってしまうわけですから。
私自身、事務所と契約を交わしている身ですが、
人権を侵害するような規約はありません。
無断で仕事を休んだり、契約期間中に勝手に辞めたりするとき等には、
契約書の内容が響いてくることはありますけど。
だから、今回のような規約が契約書にあった場合には、
疑わなければならないですよね。
実際、こういった判決が下されてしまった以上、
今後、意図的に事務所がアイドルたちを
追い込み、
お金を巻き上げる
可能性すらあるわけです。
■SNSの浸透で、“イメージ商売”は限界を迎えている
そもそも、世間の期待に応えたアイドル像を
事務所が作り上げていくという手法自体、
日本特有の文化だよね。
ひと昔前のアイドルがまさにそれ。
アイドルはトイレにも行かないし、好きな食べ物はだいたいパフェで、
もちろん恋愛なんかしません、
という現実離れしたアイドル像を作り上げることで売り出す、
“イメージ商売”がメインでした。
同時にこれは、そうしたアイドル像を求めるファンが
一定数いたからこそ成り立っていたビジネスモデルであって、
SNSが生活に浸透した昨今においては、
徐々に限界を迎えつつあります。
アイドル自らが発信し、ファンたちともコミュニケーションをとったりすることで、
昔のようにヴェールに包まれた雲の上の存在ではなくなった以上、
彼女たちに求められるものも変化していくのではないでしょうか。
海外に目を向けると、ブリトニー・スピアーズにしろ、クリスティーナ・アギレラにしろ、
彼女たちはスキャンダルを逆手に取って、自分の売りにしていますよ。
むしろ、騒がれなくなったら終わりだということをわかっているから。
こうしたなかにおいて、
いまだに
ひと昔前の“イメージ商売”にとらわれ、
それこそ人権侵害とも言えるような
恋愛禁止という契約で揉めて、裁判になるなんていうのは、
いまの時代と乖離してるなぁと思わざるを得ないですよね。
《構成・文/岸沙織》
(週刊女性PRIME)
「人権侵害」と言っているが、
私(ロクハン)も、これは
「パワハラ」だと思う。
私は、AKB48は
「ブラック企業」と言ったが、
それと同じです。
この事件の女の子は、ホテルへ行ったというから、それは、枕営業と同じになってしまうから、この女の子は良くないが、
しかし、就職するのに、恋愛禁止なんて、おかしいでしょ。
裁判所は、「人権侵害」とか「パワハラ」とか全く考えずに、
単に契約書の紙切れの、契約違反としての判決を出しただけなんですね。
フィフィさんめ言っているように、
こんな判決が出れば、
悪徳芸能プロダクションが、
不当にアイドルから金を巻き上げる、という事態になりかねない。
AKB48も、恋愛禁止も、
主体性の無い日本人の若い女の子たちが、
芸能プロダクションの言いなり、契約書にサインさせられてしまうのです。
日本の芸能界は、フィフィさんが言う「イメージで売る」というのは、
主体性の無い日本人の若い女の子たちによって成り立っているのです。
主体性が無いからこそ、
日本のアイドルが成り立つのです。
フィフィさんが言う、
ブリトニー・スピアーズにしろ、クリスティーナ・アギレラらのようなことは、
主体性の無い日本人の芸能界では有り得ないことです。
主体性が無いからこそ、こんな判決が成り立ってしまうのかもしれません。
日本の芸能界って、本当に特殊ですよね。
●livedoorニュース
●[フィフィ]裁判所が認めたアイドルの“恋愛禁止条項”は人権侵害か
9月27日16時30分
【好評連載・フィフィ姐さんの言いたい放題】
アイドルグループのメンバーであった17歳の女性が、
異性との交際を禁じた規約に違反したとして、
東京地裁は18日、65万円をマネジメント会社に支払うよう女性に対し命じた。
女性は2013年3月に、交際禁止を定めた規約を含む契約を結び、6人グループとして7月にデビュー。
しかし、男性ファンに誘われホテルに行ったことが発覚。
グループは10月に解散した。
今回の判決は
「男性ファンの支持を得るため、交際禁止の条項が必要だった」
と、マネジメント会社の主張を受け入れる形となったが、
果たして、交際発覚はアイドルのイメージを本当に悪化させるのであろうか。
フィフィは、今回のケースが前例となってしまうことで、
今後アイドルたちが被るであろう
危険性についても指摘する。
■恋愛する権利を奪うことは、人権侵害
アイドルの恋愛禁止問題。
日本では、
アイドルの恋愛が発覚すると
「アイドルはイメージを売りにしていることを、
彼女たち自身もわかってやっているわけだから、守らなかった本人にも問題がある」と、
よく言われがち。
だけど、こうした考え方は、
人権問題に発展する可能性もあるんです。
たとえ保護者が同席していたとしても、
当時15歳の女の子が事務所に入るとき、
恋愛禁止の契約を結ばされる。
このこと自体、
異常なことですよ。
今後、その女の子は
成長をしていく過程において、恋愛する可能性だってあるにも関わらず、
あらかじめ“恋愛の権利”を奪ってしまうわけですから。
私自身、事務所と契約を交わしている身ですが、
人権を侵害するような規約はありません。
無断で仕事を休んだり、契約期間中に勝手に辞めたりするとき等には、
契約書の内容が響いてくることはありますけど。
だから、今回のような規約が契約書にあった場合には、
疑わなければならないですよね。
実際、こういった判決が下されてしまった以上、
今後、意図的に事務所がアイドルたちを
追い込み、
お金を巻き上げる
可能性すらあるわけです。
■SNSの浸透で、“イメージ商売”は限界を迎えている
そもそも、世間の期待に応えたアイドル像を
事務所が作り上げていくという手法自体、
日本特有の文化だよね。
ひと昔前のアイドルがまさにそれ。
アイドルはトイレにも行かないし、好きな食べ物はだいたいパフェで、
もちろん恋愛なんかしません、
という現実離れしたアイドル像を作り上げることで売り出す、
“イメージ商売”がメインでした。
同時にこれは、そうしたアイドル像を求めるファンが
一定数いたからこそ成り立っていたビジネスモデルであって、
SNSが生活に浸透した昨今においては、
徐々に限界を迎えつつあります。
アイドル自らが発信し、ファンたちともコミュニケーションをとったりすることで、
昔のようにヴェールに包まれた雲の上の存在ではなくなった以上、
彼女たちに求められるものも変化していくのではないでしょうか。
海外に目を向けると、ブリトニー・スピアーズにしろ、クリスティーナ・アギレラにしろ、
彼女たちはスキャンダルを逆手に取って、自分の売りにしていますよ。
むしろ、騒がれなくなったら終わりだということをわかっているから。
こうしたなかにおいて、
いまだに
ひと昔前の“イメージ商売”にとらわれ、
それこそ人権侵害とも言えるような
恋愛禁止という契約で揉めて、裁判になるなんていうのは、
いまの時代と乖離してるなぁと思わざるを得ないですよね。
《構成・文/岸沙織》
(週刊女性PRIME)