チャパティーとテント
テント生活を1週間ちょっとしてきました。
もう1つの事業地ナシールに行ってきました。
ナシールは、もう1つの事業地パガックと同じアッパーナイル州にありますが、川沿いの町で、規模もパガックと
比べると大きいです。
マーケットの様子はこんな感じ。
やはり川があるため、漁民が多い。
ナイルパーチやティラピアという白身魚が獲れる。
ウガンダのビクトリア湖から輸入しているジュバとは違い、獲れたての魚は安くて新鮮である。
だから、ナシールでは1日2食が魚料理であることが普通なのだ。
こんなにごっつい魚のお頭を平らげるスタッフも。魚のお頭を食らうのは日本人と中国人くらいかと思ったけど、そうではないらしい…。
ナシールと拠点に、学校建設が予定されている現場へはスピードボートで1~2時間。
しかし、出発して15分後、ボートのエンジンが故障。
偶然通りかかった別のボートに乗せてもらい目的地へ行くが、あまり速度の速いボートではないため、
3時間半もかけて目的地へ。
一日中ボートで旅したおかげで久々の日焼けをしてしまいました…。
こんなナシールの寝床はテントですが、意外と快適。中にはベッドも電気もあるし。
そしてナシールの名物Cookはとーっても美味しいチャパティを焼いてくれるのです。
どんなに暑くても、長旅で疲れても、休む暇なんかなくても、ほぼ毎食欠かさずチャパティーを
食べていました。正直、イギリス時代のパキスタン人のルームメイトも顔負けのチャパティ。
フィールドだからって、食が貧しいなんて思ったら大間違い。
むしろ厳しい環境だからこそ食に対するこだわりがあるのかも。
ジュバにいると、ちょっとだけ妥協が入ってしまうのは、まさにそのせいかも。