コカコーラ博物館 | It's a small WORLD!

コカコーラ博物館


アトランタと聞くとオリンピックくらいし思い浮かばないと思う。

赤と白の缶でお馴染みのコカコーラ、実はアトランタ発祥だということを

知ってる人はどれだけいるだろうか。

先日、本拠地ならではのコカコーラ博物館に行ってきた。



無機質な近代的建物に入ると、360度見渡す限りコカコーラ!

視界に入るものは全てコカコーラの広告、商品、文字!!

それも1800年代のクラシックなものから、アラビア語や中国語、スペイン語、

日本語まである。


  

見てるだけで楽しくなってくる広告の部屋を通り抜けると、

次は最新のコカコーラのCM劇場。

自動販売機にお金を入れた後、どんなプロセスを経て我々の手にコーラが届くのかを、

子供向けにアニメ化されたものを観賞。これが何ともまた楽しいのだ。

自販機の中は、チャーリーとチョコレート工場みたいな世界が繰り広げられていて、

おかしな妖精やら怪物やらがせっせと分担してコーラを作っているのだ。

一部の国ではこのCMが使われているとのこと。(日本も?)


うん、楽しいぞ。これは。

コーラ飲料がボトルに詰められ、製品として完成するまでの過程を機械化作業を見ることができたり、歴史を知ることもできる。


が、何よりも一番楽しいのは、試飲コーナー。

と言っても、ただコーラ飲み放題という訳ではなくて、世界中のコカコーラ関連飲料

70種類を試すことができる。コカコーラ・クラシック、チェリー・コークから、

ファンタの変な味(MelonMangoExotic (!?)Berries)、レモネード系飲料、等々。

更には、懐かしい日本の炭酸まで。Hi-C梅!

さすがに、缶コーヒーやお茶は置いてませんでした。

うけないだろうな、この手の飲み物は。


試飲コーナーは大陸別になっていて、一度に飲む量を加減しないと、

最後には炭酸でお腹がいっぱいで苦しいので要注意。

実は、試飲ルームの反対側にはAndy Warholがてがけた広告展示コーナーがあったのだが、試飲に気をとられて見るのを忘れてしまった…(笑)。

試飲コーナーを終え、ギフトショップに行く手前で、お土産にコーラ(ボトル)をくれます。

しめて$15。単なる宣伝の博物館で取り過ぎ?という気もするが、

試飲&お土産でチャラにするとしよう。

もともと炭酸は苦手な上に、コーラよりペプシ派な私だったけれど、

見事にコカコーラの宣伝効果にやられ、


「こんな歴史のあるコーラなら、見直して見ようかしら?」


なんて思うようになってしまったわ。

ギフトショップもコカコーラ一色だけれど、これまた楽しい空間になっていて

また行ってみたいという気にさせられた訳なのでした。