アフガン人
7ヶ月間のカブール勤務の経験から、
何となく『アフガン人』の印象っていうものが出来上がってしまった。
限られたアフガン人しか接してないのにprejudiceを持ってしまってはダメだ!と思うんだけど
会う人みんな同じような特徴があったので、
おしゃべり好きで、
フレンドリーで、
言い訳屋さんで、
商人気質で、
プライドが高くて、
自分の非を認めたがらなくて、
ゴーイングマイウェイで、
素直で正直
という『アフガン人』観がありました。
だからこそ、毎日NGOのスタッフとの面談をしつつも
憎めないなぁと思いながら楽しんでたのだけれど。
今クラスメートに3人のアフガン人がいます。
そのうちの1人は私の『アフガン人』観を更にunderpinしてしまうキャラクターの持ち主。
とっても正直で無邪気な子なんだよ。
だからこそ、言ってはいけないことまで大胆に言ってのけてしまう。
「日本人ってすごい静かなんでしょ?!日本の人はあんまりおしゃべりしないって聞いたよ。本当?」
…ちょっとだけ機嫌を損ねた私。クラスでは、日本人の性質上からして口数は少ないけどさ、
彼とは普通におしゃべりしてるんだけどな。
本当かどうかは、日本人と話して判断してほしいものです。
彼 「母親にお土産に指輪を買いたいから、ちょっとサイズ合わせに手借りてもいいかな?」
友人J 「いいけど、私の手も指も太いよ。」
彼 「大丈夫。僕の母親の指も君と同じように太くて大きいから。」
うん、素直なのはいい事だけれど、言っていいことと悪いことがあるよね。
友人Jの顔が引きつったのは言うまでもない…。
最後に。アフガン人の彼が最近痩せたよね、という話になった時。
「Sは大きくなったよねー!」(S has been growing!)
何が言いたかったんだろう?友人Sは全く太ってないんですよ。
そんなアフガン人の彼ですが、一児の父親。
パパの忌憚なきお言葉に娘が傷つかないことを祈ります。