帝国劇場にて鑑賞。

 

脚本・歌詞はミヒャエル・クンツェ。
音楽・編曲はシルヴェスター・リーヴァイ。
演出はロバート・ヨハンソン。

 

この日の出演は次のとおり。

 

マリー・アントワネット=笹本玲奈。
マルグリット・アルノー=ソニン。
フェルセン伯爵=田代万里生。
ルイ16世=佐藤隆紀。

 

その他に
オルレアン公=吉原光夫。
レオナール=駒田一。
ローズ・ベルタン=彩吹真央。
ジャック・エベール=坂元健児。
ランバル公爵夫人=彩乃かなみ。
他。

 

本公演2回目の観劇となる今回は、かなり前方の良席だった為、演者さんの表情をよりしっかり観ることができました。

 

ソニンさんは、歌声にも(私から言わせれば逆恨みな)マリー・アントワネットへの憎悪をうまく乗せているように感じていましたが、その表情もダークサイドな意味合いで豊かでしたし、終盤にかけてのマリーに対する感情や革命に向けた自身の信念の揺らぎも見事に表現されていました。
本当に素晴らしい役者さんになられたな~としみじみ。

 

その他、ダブルキャストになっている役のうち、今回新たに観られたのは3人。

 

笹本さんは、結婚&出産を経て、個人的には久々に拝見できたのですが、やはり素晴らしかったです。
彼女はずっと虐げられる側の役や貧しい階級の役ばかりを続けてこられて、今回(記憶しているかぎり)初めての上流階級、しかも女王役だったのですが、第1幕では正直に言うと歌声の中に時折これまで彼女が演じてきた若い女性のイメージが顔を覗かせていて、「あまり女王らしい印象がないな~」と感じていました。

しかし、第2幕では女王らしい威厳のようなものを見事に醸し出されていました。
いわば1幕のマリーは世間知らずなお嬢様の域を出ないキャラクターだった訳で、2幕の全編試練のみというストーリーの中での変化をうまく表現しているな~と感心してしまいました。

 

田代さんも大分久しぶりだったのですが、ダブルキャストの古川雄大さんとはまた違った素晴らしいフェルゼンでした。
2人とも甲乙つけがたく、それぞれ良さがあると思いますが、あくまで個人的な印象としては、古川さんはよりシャープなフェルゼン、田代さんはより柔らかなフェルゼンという風に感じました。
貴族っぽさでいうと田代さんの方が強いように感じましたが、先の印象も含めて、歌声の質によるような気がします。

 

佐藤さんはお初でしたが、この方も柔らかな歌声で、気弱で物腰の柔らかなルイ16世にピッタリでした。

 

ちなみにこの回は終演後に駒田さん司会によるダブルキャスト4人のアフタートークショーが行われました。
20分ちょっとの短い時間でしたが、それぞれの裏話や失敗談などが披露され、楽しいひと時でした...が、とりあえずソニンさんは大きな怪我をすることなく乗り切ってもらいたいと切に思いました。

 

余談)
帝国劇場改装後ということで、この日は2階にある喫茶室を利用してみました。
予想通りフードは一新。改装前にあったアボカドサンド好きだったんですけどねえ...
ちなみに1階の売店で売っているフードも持ち込み可で、持ち込んでドリンクを頼むと100円引き(アルコールは200円引き)になるようなのですが、正直これはあまり現実的ではないでしょう。
1階で列に並んでフードを買って、2階の喫茶室へ移動して飲み物を頼む、なんてこと、25分ほどの休憩時間では無理がありますし、飲食が楽しめるとは思えません。

開演前に買っておいて、というのもちょっと考えにくいように思いますし...喫茶室でも同じフードを取り扱えば済む話だと思うんですけどね。
なお、ホットコーヒーやホットティーには、これまでどおりに帝劇オリジナルスプーン(持ち帰り可)がちゃんと付いていました。

 

 

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