舞台『シャンハイムーン』

テーマ:

 

世田谷パブリックシアターにて鑑賞。

 

作は井上ひさし。
演出は栗山民也。

 

出演は野村萬斎、広末涼子、鷲尾真知子、土屋佑壱、山崎一、辻萬長。
声の出演は浅野和之、他。

 

中国の有名な小説家・思想家である魯迅が当時の国民党政府から逃れて上海に潜伏していたある1ヵ月の様子を故井上ひさしが描いた戯曲の再演。

 

この作品を観たのは初めてでしたが、いかにも井上ひさしさんらしい、暖かな雰囲気の中にも痛烈な風刺や鋭いメッセージが織り込まれているとても面白い作品でした。

 

久々の広末さんの舞台作品ということが一番のチケット購入の動機でしたし、実際広末さんの演技はとても素敵だったのですが、その他の才能豊かなベテランたちの演技がなんとも素晴らしいものでした。

 

特に目を引いたのが山崎さん。
山崎さんが出演する舞台はこれまでにも何度か観ていて、素晴らしい役者さんであることは十分承知していたのですが、この作品ほどに力強く熱量溢れる山崎さんの演技は観たことがなかったような気がします。
特に野村さん演じる魯迅に対して、自身の悲しい過去を明かしつつ、療養の為に日本へ渡るよう説得する場面での山崎さんの熱演には引き込まれ、胸を打たれました。

 

野村萬斎さんは能楽師という元々のルーツによるものなのかは分かりませんが、台詞の言い回しが結構独特で好き嫌いが分かれるんじゃないかな~と思うんです(事実私はあまり得意ではありません)が、この作品の魯迅という役には結構合っていたように思います。
それにコミカルさも交えながら素敵な演技は流石だなという感じがしました。このあたりは個人的には結構好きで実は自分の中での評価が難しい役者さんだったりします。

 

ちょっと残念だったのは、私が観た1階席ではチラホラ空席があったこと。日曜日の昼間でとても良い作品なのにもったいないな~と思います。
パブリックシアターでの公演はもう少しで終わってしまいますが、その後も関西や中部、北陸と各地を回るようなので興味がある方は是非ご覧になっていただきたいと思います。
きっとチケット代に見合う作品だと思っていただけるはずです。

 

 

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