日生劇場にて鑑賞。

 

原作はウディ・アレン/ダグラス・マクグラス。
脚本はウディ・アレン。
オリジナル振付はスーザン・ストローマン。
演出は福田雄一。

 

出演は浦井健治、城田優、平野綾、保坂知寿、愛加あゆ、ブラザートム、鈴木壮麻、前田美波里、他。

 

ウディ・アレンが監督を務めた同名の映画を原作として、2014年にブロードウェイで舞台化された作品。

 

実は元になった映画は観ておらず、今回の舞台もそんなに大きな期待を寄せずに観に行ったのですが、これが思いのほか面白かったです。

 

浦井さん演じる売れない劇作家が自身の戯曲の念願の舞台化にあたって、城田さん演じる舞台や芸術には縁遠いギャングからのダメ出しで戯曲は次第に良いものになり、ギャングの男も次第に舞台にのめり込んでいって...という話なのですが、着眼点もストーリーの展開も絶妙でさすがウディ・アレンだなと言った感じでした。

 

ただ、ラストの展開はちょっと首を傾げました。
諸事情により城田さんを殺したブラザートムさん演じるギャングのボスと何事もなかったかのように接してしまう流れは「え?そんなに普通に接しちゃうの?」と。

 

映画を観ていないので実際のところは分かりませんが、演出の福田さんはプログラムでは「翻訳台本はいじらなかった」といった趣旨の発言をされているので、多分ウディ・アレンとダグラス・マクグラスが作り出したものはほとんど変えていないと思いますし、だとしたら、元々が相当に皮肉たっぷりの笑いが満載ということになりますが、良い具合に福田さんらしい笑いを組み込んでいてとても良い感じに仕上がっていました。
福田さんは数多くコメディ映画も手掛けていらっしゃいますが、こういう笑える作品をやらせたら天下一品ですね。

 

城田さんはかなり肝と言えるような役でしたが、これがまぁ素晴らしかったです。
基本クールな役柄なのですが、硬軟織り交ぜた感じの演技がとても良くて、クールな感じで繰り出す笑いも絶妙でした。
2度ほど見せた平野綾さんの真似(声も含め)なんかもう最高でしたね。

 

平野さんは、女優志望ながら大根役者のギャングのボスの愛人という役を演じられたのですが、これはかなりキャラクターの色づけを加えていると思いますが、これが平野さんにピッタリで良かったです。
彼女は本格派のミュージカル女優として既にある程度のポジションを確立していますが、当然アニメ声優として人気を博した経歴もあって、本格派の役柄だけでなく守備範囲が広いのですが、今回はアニメ声全開のキャラづけが面白かったですし、そこから城田さんが平野さんの真似をするという笑いにも繋がっていて巧かったですね。
あの役は平野さんならではだなと思いました。

 

 

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