山羊男のKOPスタンドブログ


liverpoolfc.tv より。


ジョー・コールは、リヴァプールの選手としてのデビュー・シーズンがここまで計画通りに行っていないことを認めました。しかし、シーズンの残りにおけるケニー・ダルグリッシュの下でのチームの成功のために重要な役割を演じるという決意を明かしました。


バークレイズ・プレミア・リーグ開幕戦でのレッドカードに一連の煩わしい負傷などにより、イングランド人プレイメーカーは、アンフィールドの10番を付けた初めてのシーズンで20試合の出場に留まっています。


しかし、コールはスコアレス・ドロー終わった先週のヨーロッパ・リーグのスパルタ・プラハ戦において、前半終了間際にファビオ・アウレリオと代わって、ダルグリッシュの下での初出場を果たしました。29歳のコールは、2010-11シーズン後半のヨーロッパにおけるベスト・プレイヤーの1人と言われるようになるためにも、やれることは何でもすることを誓いました。


彼は語りました。
「スパルタ・プラハ戦でプレイできたのは良かったね。僕は2回トレーニングを受けただけだったから、実戦でプレイすることは重要なことだった。こんなに早くできて良かったよ。」


「期待してはいなかったんだ。再び歩みを始められたこと良かったよ。小さな問題や怪我といったことは記憶の彼方に置いておきたいね。うまくいけば、シーズン終了に向けて集中していけると思う。」


「思い通りにはいかなかったけど、人生ってのはそんなものさ。そういったことも起こってしまうと思うよ。厳しい時期を乗り越えた今は、前に進むべき時なんだ。僕のキャリアでは楽しい時間もあったし、難しい時間を過ごしたこともあった。いつもそういうことは起こり得るものさ。」


「僕はここで成功したいという決心がある。毎日ハードワークしているよ。肝心なのはクラブ、リヴァプールについて全てさ。」


「チームの形がうまく回り始めたことは嬉しいね。正しい方向に進んでいると思う。リヴァプールがそこへ向かい続けることができるんであれば、僕はその一部でありたいね。」


リヴァプールの選手として辛い最初の7ヶ月を過ごしたにもかかわらず、コールは、彼の全キャリアを過ごしてきた住み慣れたロンドンを離れて、マージーサイドへ移ってきたことを後悔していません。


そして、メルウッドでのハードワークと努力が必ず成果をあげるという確信を持っています。


「ここでの生活を楽しんでいる。フットボールに関しては楽しめていないね。自分の満足できるプレイが出来ていないからね。怪我にはフラストレーションが溜まったよ。でも今は全てが変わりつつあるんだ。」


「ただ、やり続けるだけさ。ハードなトレーニングを続けて、一刻も早く転機を迎えたいと思っている。」


「ファンやリヴァプールの人々は本当に僕に良くしてくれるんだ。これまでウェストハムやチェルシーといったクラブでプレイしてきたから、ロンドンっ子だと自分のことを言っていた。だから、僕がここへ移るとなった時は、皆はショックを受けていたね。ロンドンのクラブからもオファーはあったけど、僕は自分自身を試したかったんだ。難しいことを経験しなければならないと思ったんだ。」


「僕は燃えているよ。ポジティブでいるしエネルギーに満ち溢れている。僕はリヴァプールで成功を収めたいし、このクラブの一員でありたいと思っている。この大きなクラブの偉大な歴史を知っていたから、それに繋がりたかったんだ。」


「アンフィールドへ行く時は、今でも興奮するんだ。今は長い間そこでプレイできていないけど、ピッチに飛び出してプレイしたい気持ちでいっぱいだよ。」


昨年の夏、チェルシーからフリー・トランスファーで移籍してきて以来、コールはアンフィールドで突如起こった出来事を目撃してきました。


フェンウェイ・スポーツ・グループによるクラブの買収に、ダルグリッシュの監督就任、スティーブ・クラークとダミアン・コモッリの加入は、8月にシーズンを開幕した時とはリヴァプールは大きく様変わりしました。


コールはこの変化がレッズの運命に好ましい影響を及ぼすと確信しています。しかし、彼自身はピッチ外で大きな苦労を背負うことになってしまいました。


「僕にとっては当然のことだったよ。」と彼は語りました。
「僕自身のフィットネスを維持することが、今年における僕にとっての戦いだったんだ。」


「新オーナー、新監督、新コーチ、新しいフットボール・ダイレクター...何もかも新しくなった。」


「でも、僕は過去2、3年の間に何人も監督が代わっていくようなチェルシーから、ここにやって来た。だから、僕はそういうことに慣れているつもりだよ。」


「フットボールにおいては継続性がとても重要だと思っている。今、僕たちにはケニー、ダミアン(コモッリ)、スティーブ(クラーク)がいる。彼らの仕事振りを見れば、誰だってそれが素晴らしいことだって気づくはずさ。彼らの実績は証明されている。」


「今は継続性がある。リヴァプールが前進し、僕たちが進歩するためにクラブは手を尽くしてくれる。僕たちは団結する必要があるんだ。」


「僕はこれまで成功したチームにいたし、キャリアの中には成功しなかったチームにもいた。今の僕たちは成功へ向かって進んでいる。僕は100%信じているよ。この道を進み続けていけば、僕たちは確実に進歩していく。僕たちがやってきたことの結果を実感できる日がくるはずだよ。」


1月のダルグリッシュの監督就任は、リヴァプールのシーズンの再出発の機会を得るのに役立ちました。


コールは、トレーニング中の監督とファースト・チーム・コーチのクラークによる手法がピッチでの成功をもたらすと感じており、選手たちがスコットランド人のアイコンの個人指導の下でプレイすることを好んでいることを認めています。


「確かに戦術的な点で変化があったね。」と彼は語りました。
「フォーメーションが変わったね。トレーニングも随分と変わったし、試合のペースにより適応したものになった。スティーブ・クラークは、チェルシーにいたころから一緒に働いているから僕は慣れているんだ。」


「仲間も楽しんでいるよ。重苦しい雰囲気はなくなったし、正しい方向に進んでいるところだと感じているよ。」


「彼(ダルグリッシュ)が僕に望んでいることはフィットすることだと思っている。怪我の影響で僕のシーズンを損なってしまった。だから、僕は自分自身をフィットさせる必要がある。準備して気分良く身体を整えなくちゃならないんだ。シーズンの終わりまで僕は前を向いていくよ。」


コールはリヴァプールへやって来る前、ジョゼ・モウリーニョ、ファビオ・カペッロ、カルロ・アンチェロッティといった名だたる監督の下でプレイしてきました。


そういった監督たちとダルグリッシュの違いは何でしょうか?


「彼はマネージメントに長けているね。歩き回って、仲間とよく会話するんだ。」とコールは語りました。


「彼はそれがとても好きみたいで、選手の輪にいつも加わっているよ。そうやってチーム・スピリットを構築しようとしているんだ。彼はそれが得意で、場の雰囲気を良くするんだ。」


「今じゃ仲間たちは笑顔でトレーニング場にやって来るし、トレーニングを楽しみにしている。良いことばかりだね。」


コールは先週、チェコで53分間プレイしましたが、木曜日に行われるアンフィールドでのスパルタ・プラハ戦でも出場機会を得ることを期待しています。


プラハでの試合では、リヴァプールはゴールを挙げることができませんでしたが、それでもコールはベスト16に進出しSCブラガとレフ・ポズナニの勝者と対戦することができると確信しています。


そして、コールは、ヨーロッパ・リーグを勝ち進んで5月にダブリンで行われる決勝戦でトロフィーを掲げることを目指しています。


「プラハでは僕たちは本来の力を発揮できなかったと思う。」と彼は語りました。
「試合に勝つことができたと思うけど、難しいピッチでの厳しい試合だった。」


「彼らは戦術的に良かったと思う。それでも僕たちは勝つことができたはずだ。今度はアンフィールドでの試合だけど、あそこでのヨーロッパの試合はいつも特別なんだ。団結して試合に臨んで、ボールを回して上手く試合に入ることができれば、僕たちにとってそれほど難しい夜にはならないと思うよ。勝つのに十分なものがあると感じている。」


コールは続けました。
「勝つためにフットボールをするんだ。数合わせのためにここにいる訳じゃない。タイトルを獲得したいんだ。僕たちに今チャンスがあるのはヨーロッパ・リーグだけだからね。」


「それはビッグタイトルだ。とても価値あるヨーロッパのトロフィーだし、僕はそれを掲げたいんだ。ファンはそれに値するしね。」


「リヴァプールはチャンピオンズ・リーグを5回、UEFAカップも3回獲得している。リーグ優勝は18回だ。そんなの誰でも知っていることだよね。」


「リヴァプールはいくつタイトルを獲得したかで評価されるクラブなんだ。他のクラブならリーグ戦の順位で評価されるところもあれば、残留したことで称賛されるクラブもあると思う。リヴァプールの基準はとても高いんだ。そんなところにやって来て、何も勝ち得ない選手では終わりたくないね。」


「記念すべき日が欲しいね。ダブリンへ行きたいし、ウェンブリーへも行きたい。そういう想いが僕にフットボールをさせるんだ。」


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


ジョーがレッズに加入した時点で、出場した時には輝きを放ってくれるもののシーズンを通して活躍することは難しいとは思っていました。大きな怪我をして以来、怪我がちな体質となってしまいましたからね。

悪い予想は当たり良い予想は外れてしまい、ここまで怪我に悩まされるシーズンとなっており、未だその才能を発揮するには至っていません。

もちろん、このままで終わってしまうような選手ではないでしょうし、彼の活躍が残りシーズンのリヴァプールの躍進には不可欠だと思います。



おひとつポチっと応援のクリックお願いします。
   ↓↓↓
にほんブログ村 サッカーブログ プレミアリーグへ