1980年代に公開された珠玉の映画「プライドワン」。

あれから20年の時を経て、久々に世界ロードレースグランプリ・・・現MotoGPの映画が帰ってきます。


「FASTER]


今や、最高速すらF1マシンを凌駕する、二輪車モータースポーツの最高峰カテゴリー。

1949年に世界選手権が始まって以来、最高峰クラスとして長い歴史を誇ってきた500ccクラスが、2002年に4ストローク990ccエンジンの使用を認める規則変更を行った激動期をドキュメンタリーで描きます。


2st500cc末期、最強を誇ったホンダNSR500。秀逸だったヤマハハンドリングを失い、低迷に苦しんだYZR500。King’sDNAを持つ男、ケニー・ロバーツjrを擁して2000年にチャンピオンを奪取したスズキRGVΓ。

もうサーキットでは聞く事ができない、2サイクルエンジンの高周波サウンドが映画館でどのくらい再現されるのか楽しみです。


そして、2002年。4st990ccと2st500ccが混走となったシーズン。

開発途上の新マシンの不利を覆して、圧倒的な強さでチャンピオンを獲得したバレンチーノ・ロッシ+RC211V。

小柄な身体で、世界一美しく走る男、故加藤大治郎+NSR500。


生身の身体がオーバー300km/hの世界で格闘する世界です。


今や、あのF1よりも最高速が高く(340km/h以上)、加速力は地上滑走するジェット戦闘機くらいしかライバルがいないとまで言われるMotoGPクラス。

この機会に、興味がおありでしたらご覧になってみてください。