私がマージャン教室の講師を始めたころ、サンシャインシティの教室に通っていたKさんが一年ぶりでSPロッキーに顔を見せてくれた。
今は故郷に帰ってしまったのだが、ときどきうちに来てくれる。しかし、ここ一年ぐらいはご無沙汰で、お仕事が忙しいのかなぐらいに思っていた。
そのKさんが来られなかったのは仕事が忙しかったわけでも、マージャンがいやになったわけでもなかった。
詳しい事情は省くが、Kさんは右手人差し指をマムシに噛まれて入院、その後はリハビリの日々でマージャンどころではなかったのだ。
マムシといえば、はるか昔には、マムシの○○なんて異名をとる麻雀打ちがいたものだがKさんが噛まれたのはそのマムシの○○ではなく、本物の、爬虫類のマムシだ。日本にいる毒蛇ではハブと並んで毒蛇の両巨頭だ。
Kさんの指は神経も具合が悪いらしく、うまく動かせないようだが、それでも牌をツモる動作には問題が無かった。
ともかく、命があったのが救いだ。
皆さんもマムシに噛まれないように注意しましょうね。