たくさんのコメントありがとうございます。個々の方にコメントを返すのでは重複することも出てくると思い、こちらに私の考えを書きます。
タイトル戦決勝、微差の競り合いで、相手のアタリ牌tと思われる牌をツモって来たときにどうするか
アマならば、押すもよし、押さぬもよし、どちらでもかまわないと思います。降りればほぼ優勝は無いわけですから、その牌を切っていくのは勝つためには仕方ないでしょう。それが相当危険だという自覚があっても、勝つためには仕方ないよね・・・ということです。もちろん、抑えて打つのも断然ありですが。
結局のところ、アマならば自分の好きなように打てばよろしいということです。
プロならばアマと同じということはありません。これはプロのほうが上で、アマはプロより劣っているということではありません。
プロは何のために打っているか、もちろん自分が勝つためということもありますが、観戦しているファンやマージャン愛好者の思いを背負って打っているのです。まずもって、その自覚が無い人が多いのが気になりますが。
優勝するためにはその牌を押さなければいけない、これは誰でもわかることですし、プロ選手でなくても打てることです。
でもその牌が相手のアタリ牌であろうという確信が持てたなら、たとえ優勝がなくなることになってもプロならば捨てるべきではないと思います。
もちろん確信が持てると考えるからには、確率二分の一程度のレベルでの話ではなく種々の条件、状況から判断した結果です。
プロがアタリだと判断した牌を捨てるというのは。たとえ優勝がかかっていたとしても
「欲に負けた」
といわれても仕方ないと思います。
あるいは、自分のマージャンを自分が信じていないと思われるかもしれませんね。
プロならば、勝ちたいのは当然ですが、それ以上に自分のマージャンにプライド（誇り）を持って打ってもらいたいものです。これを捨てたら勝負が終わってしまうという牌はしっかり抑えて欲しいですね。たとえ、抑えたことで優勝できなくても、押せば優勝できていない（振込みになるから）わけですから、同じことですが、周囲の受ける印象は大違いでしょう。
もちろん、アタリだとの確信を持って押さえた牌がアタリ牌でなければ非常にみっともない（恥ずかしい）ことですが、それは自分の技量が未熟だったということですから、そのことを自分でよく理解して修行を重ねることでがんばるしかないと思います。
降りたら優勝が無いという場面で押すことはプロでなくてもできます。プロならば、自分がアタリと確信したときには、しっかりその牌を止められるマージャンを打って欲しいものです。
だって、プロなんだから
とはいうものの、本当にアタリと確信できる局面は実際にはそうは無いと思います。でも、万が一、そういった場面に立たされたら・・・よろしくお願いしたいものです。