あそこの床屋に行くのはちょっと怖い | 富の配達人

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前回の続きです。

引っ込み思案を直したくて
コミュニケーションをとりたくて

勇気をふりしぼって
床屋のおじさんに


「今日はいい天気ですね」
と話しかけたのに

笑われてしまった・・・


長い間ひきこもっていると
家族以外の人とコミュニケーション
をとる機会がほとんどないので

当然相手と
どんな話をしたらいいのか
わからないのが普通だと思う。

しかもおじさん相手ですから
尚更です(苦笑

それでも

一生懸命話題はないかと
考えたのだと思う。


息子が意気消沈して帰ってきて
その話を聞いた瞬間に

笑ってはいけない
笑ったら息子を傷つけてしまう

と思って必死に笑いをこらえて
いたけれど

我慢できず笑ってしまったのでした(汗

「どうして笑われたのだろう」と

聞いてくる。

息子は

笑われた=馬鹿にされた
と感じていたのです。

だから憤慨した。


でも床屋のおじさんは
決して馬鹿にして笑った
わけじゃなく

ただただ可笑しくて
微笑ましくて
笑っただけなんだよね。




まじめそうな高校生らしき男の子が
いいおじさん相手に
天気の話をしてくる。

もし自分が
近所の小中高生に

「今日はいい天気ですね」
と声をかけられたら

恐らく同じ理由で笑ってしまった
だろうことは容易に想像できる。





でも息子に

どうしてそんなに
おかしいの、と
聞かれても

その理由がうまく説明
できないのだ。


ただ子供が大人に対して
話しかける話題としては
ちょっと適切ではないかも

と言った記憶はある。


問題は

床屋のおじさんが笑ったことは
微笑ましかったからなのに

息子が笑われたことに対して
馬鹿にされたと感じたことです。

自己肯定感やセルフイメージが低いと
同じ出来事でも解釈の仕方が違う

セルフイメージが高いと
同じ「笑う」という事象に対して

笑われたと感じるのではなく
笑わせた、笑わせてやったと

相手を笑わせていい気分にしてあげた

と解釈できるのです。



さて、あの床屋に息子は次回も
いけたのでしょうか。

・・・続く