ところは目をそむけたく
なるものです。
顔が嫌い
声が嫌い
色々あると思います。
しかし
どんな思い込みで
それを捉えているかで
同じものでも違ったものの
ように感じることって
ありますよね。
絶対的な真実なんてものは
存在しないと思うのです。
あなたが信じたものが
あなたにとって真実です。
例をあげてみましょう。
息子がまだ小学生のころ
いじめに遭い顔がきもい
と言われた事で
自分の顔はきもいんだ
と思い込むようになりました。
どこがきもいって思っているのか
聞くと「瞼がちょっと変」とか
いろいろ言うのだけれど
本人が言う程変ではないのです
きもいという思い込みで
自分の顔を見ているので
きもいと思えるところを
一生懸命さがすわけです。
本人がきもいと思っているところは
むしろそこが魅力だとまわりの人は
感じていたりするんです。
でも現実といして毎日鏡を
まともに見ることができない
程の辛い日々が
その後何年にもわたって
続きました。
その間、機会あるごとに
お前は十人並み以上にいい顔
しているんだよ、と言い聞かせて
きました。
実際、親の目だからということを
差し引いても
普段の生活でいい顔してるな、
思う瞬間がたくさんあったので
事あるごとに
お前は男前なんだよ
このアングルから見ると特にいいね
髪型だってセンスいいし
と言い続けていたら
ある時、
自分でもそう思うことがある
という返事が返ってきたのです。
間違った思い込みがはずれた
瞬間でした。
自分の好きな所をさがす
ことは自信をつけていく上で
とても大切なことです。
顔に関して言えば
顔全体を好きになろうと
するのではなく
顔のパーツで好きなところを
捜してみる
一つでもいいところを見つける
ことができればそれが拡大して
全体がいい感じにみえるようになる。
そんなふうに脳のしくみは
なっているんですね。
嫌いだったところが
好きになり
強みになり
愛しくなる
嫌いだったところが
今では最大の
自信になったのです。
嫌いなところっていうのは
実はあなたに一番
認めて欲しいところなんです。
嫌いなところっていうのは
自分でも気づいていない
魅力的なところかもしれないんです。
そこに気づけると
自信は大きく育って
いきます。