呼吸は安定していて、穏やかな年末年始でした。
ただ、先週末に、妻のお義父さんが亡くなり、身動きの取れない我が身が歯がゆく、改めて病気を悔しく思っています。

ナースコールを操作している右手親指の動きがかなり弱くなりました。
そのため、エアバッグセンサーの検出感度を上げてみました。
感度設定は1~16のレベルがあり、これまでは6で使っていたものを、10にしました。
かなり敏感になり、親指のわずかな動きでも作動します。

検出の感度は、設定値だけでなく、エアバッグの膨らみも大切です。
エアバッグの空気は徐々に抜けていきます。
膨らみがあまくなると、指の動きを空気圧の変化で伝えにくくなります。
頻度は少ないけど、エアバッグの膨らみがあまくなったと感じたら、空気を足してもらうことが必要です。
ちなみに、空気を入れるのは、チューブを外してストローを差し込み、息を吹き込んでもらう、原始的な方法です。

親指の動きについては、関節の硬化を防ぐため、療法士さんが動かしてくれています。
ただ、身体の動きの衰えは、先ず筋力低下によって動かせなくなり、動かなくなったために関節が硬くなり、可動域が狭くなるようなイメージです。

既に首から下がほとんど動かなくなっているのに、右手の親指が少し動くことは、奇跡的だと思っています。
しかし、この奇跡も、ずっと続くことはないのかもしれません。
左手も両足も、全く動かないので、いずれは右手親指も、同じようになることは想定しておかなければなりません。
その時は、エアバッグからピエゾセンサーに変えて、顔の動きを使うようなことを考えています。

 

右手親指の動きは昨年から衰え続けていたけど、今年は、ナースコールの検出感度アップからスタートとなりました。