集客に対する統計と考察 その1 | まー the "blog" plant

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ここ最近、数年前から自分の頭の中で考えて来た事が、周回遅れで、生活してる中で偶然。答えあわせができる瞬間というのを得られている。

「バンドってやるの難しい。」「お金もかかるし」「お客さん呼べないし」「曲も作らなきゃだし」「ライブの練習もしなきゃだし。」

これに対して僕はここ数年間、疑問に疑問を重ね続けてきた。

本当にそうか?

いや、みんな言うからきっとそうなんだ。

いや、しかしこれは他人が言ってるだけで俺が経験から得た結論じゃない。

じゃあ試してみよう。



と言う思考回路を経て、実験と考察を繰り返した事。





今日はおもむろに、それを纏めたくなった。
僕は言葉を操るのが好きで時々言葉に操られるので、

冷静になるためにここに書き記す。

そして少しくらい仲間の為になるかなと、参考にしてもらえればいい。


僕が今までの8年間のThe life plantの活動で、何を考えて何を実験しながら行動に移して来たのか。








まずThe life plantは今、毎ライブ平均して15人はお客さんをよんでる。トッパーだろうと大トリだろうと関係なく。

そして必ずバックが発生する。
(金額については公には出来ないが)

でも初めからそうだったわけじゃない。





結成当初からなあなあにやった活動もいよいよダメになり、結成してから3年で、お金がかかりすぎるバンド活動のせいで首が回らなくなり、仕事増やさなきゃいけなくなり結果、バンドが出来なくなるという負のスパイラルに陥った。


そして僕は本当にバンドはお金がかかるかどうか、考えはじめた。

普通に考えたらバンドを結成してから、月に2〜3本ライブやってを繰り返し、曲が溜まったらレコーディングして、自分たち企画でレコ発をする。

これだけでも、まず分析すると

仮にこれらを結成してから1年間でやるとしよう。

8ヶ月で5曲つくりライブやって曲を馴染ませるとする。そしてまずはその中から1曲、シングル盤を作るとしよう。その間ライブは月に2〜3本。

1ヶ月で曲をリアレンジして、プリプロののちレコーディングするとする。

大体ノルマが都内でバンドの場合
一本15000〜30000円かかる。
じゃあ間をとって20000円だとしようか。

結成から8ヶ月毎月2〜3本
だいたい ライブ費だけで年間32〜48万円かかる計算になる。

そしてその間スタジオ代を考える。
週一で入るとして、1年は48週。
一回だいたい2時間で5000円だとしたら、
スタジオ代は年間24万円(これでもだいぶ安い方だ)

プリプロは安いパックを使っても大抵、5万から10万円はかかる。

レックともなれば撮りとミックスだけでもプロに頼めば20万円はかかるだろう。

場所にもよるが一曲レコーディングなのでマスタリングはそんなにかからない。1〜3万円。

そしてCDプレス代は10〜20万

レコ発なら箱代は平日でも15万円はかかる。
ざっくり計算すると

年間でバンドの経費は112万円〜140万円

これをメンバーの数で割った額が、メンバー個々の負担額だ。

ここまで考えて思ったのは


『めっちゃ金かかる』だった。


そして次に考えたのは「これはあくまで毎回お客さん0人、CDも一枚も売れなかった時の場合」

という事。

あとは大切なのは

"この活動ペースなら"これくらいかかる。

という事。


僕はまず、バンド活動をやる上での1番大事な事を考えた。考えに考え抜いた末に行き着いたのは「ライブをする事」だった。

なのでレック出来なくても、レコ発打てなくてもまずはライブだ。

そこから僕は分析した。
毎月ライブ本数は、平均して3本だった。その月に1本ライブをやってた時、一体何人お客さんがきてくれたか。

過去にとってたメモを全てひっくり返して集計をとったら、一回の平均人数が3人だった。
それに対してライブのノルマはだいたい10〜15人くらい。

圧倒的に赤字だ。

しかしここで閃いた。

つまりは、「身の丈に合ってないライブの本数をやり過ぎてた。」という事。

普通の人ならここで考えは止まるだろうが、僕はそこからない知恵をひねり出して、ではどのペースならOKなのか。

という事を考えた。

つまり毎月平均3人だったのだから、ノルマが10〜15枚だから、月3本を月一本にしたら多分9人くらい来てくれる。あと1人頑張ればノルマ10人のライブにはタダで出れる事になる。

そしてその年から4ヶ月それを実験してみた。

その結果、その年の平均人数はなんと

6人だった。

どう考えてもおかしい。しかしこれは当たり前なのだ。
何故なら、毎月3本やってた時、じつは同じ人が何回も来てくれてる事もあったからだ。

そしてまた集計を取り直した。9人来るはずが6人だったので、3本を1本にした時、3人くらいは被ってた見立てになる。

つまり回数を1/3にすれば、人数は見立て人数の2/3になるだろうという方程式の仮説を立てたのだ。

なので10人毎回人数を呼ぶには、


10×3/2=15人

15人呼べるはずのライブ間隔でやれば10人は来る、という計算になる。

つまり、僕らにとっては月3本で一回3人呼んでやってた時を基準にしてたので、要するに、15人呼ぶというのはライブ5回分だ。

なので、ライブ5回分の感覚を開ける。

つまり、月3本をライブ5回分開けるには、

ざっくり2ヶ月に1回、ライブをやればいい事になる。

なので僕はこの時から半年間、バンドの事情もあり2ヶ月くらいはライブが開くようにして、ライブスケジュールがそれより詰まった時は、

「お客さんをしっかり呼ぶライブは2ヶ月毎のライブにして、それ以外はその日来れない人の振替日みたいなお客さんの呼び方をする。」事にしてみた。

ちなみに、集計結果が出てるので、2ヶ月先にライブがきまってて、それより手前にライブに誘われた場合、

「必ずノルマ交渉する」事にしていた。

※「ノルマ交渉」
余談だが実はこれがかなり大切だった。気付かない人が多いが、ライブハウスは商売でやってるからノルマ交渉出来ないと思いがちだがそれは違う。まずライブハウスはそのバンドとの信頼関係の上で仕事としてバンドを誘ってるのに対し、バンド側は"仕事としてでなく趣味でやってる"から、結果として数字とデータでお客さんが呼べないなら出る必要は無い。お客さんを呼べるペースはバンド毎に違うからな。けれどライブハウスがそれでもと食らいついて来る場合、「ライブハウスにも出てもらわないと困る理由がある」わけだ。実際にノルマ交渉して見るとわかる。向こうにもこちらにも譲歩の余地があるのだ。タダなら出るという本音のバンド側と、"タダには出来ないが…"というライブ側の本音を、バンドの集客状況という根拠を持って謙虚に伝えれば、ライブハウス側も折衷案を出してくれる事も多い。しかし、これはお互い助け合いが成り立つ場合だけだ。ただ単にこのイベントにこのバンドが出たら素晴らしいだろうというブッカーのセンスで自分のバンドを選んでくれた場合、他のバンドを探す余地があったりする。その時はノルマ交渉は出来ない事も多い。その場合は、我々は、「出演しない。」事にしてる。
ちなみに、顔の見えない人からDMとかで「youtubeで音源聴きました〜」から始まる文章で誘われた場合は、こう返す事が多い。
「申し訳ないですが、あなたの事をよく知りません。それにこちらから頼んだ訳でも無いので、そんなノルマ請求されてもライブには出れません。本当に良かったと思って下さるなら、ノルマ払って観に来て下さい。そして挨拶しに来て頂けたら考えます。」と。
これは、つまりお前何様だよって事だ。
俺はバンドを企画に呼ぶ時、ちゃんとノルマ払って観に行って、仲良くなって、そんで企画に誘う。それの繰り返しだ。そんな当たり前の事をやらず、いきなり何処の馬の骨かもわからん奴にDMでノルマ数万で出てくれませんかなんて、ふざけてるからな。人が稼いだお金の価値を知らない奴はすーぐこれをやるよ。だったらまずライブ見に来い。DM数打ちゃ当たるだろって魂胆が丸見えでクソ過ぎる。ライブハウスが本当に仕事としてやってるなら、それは仕事とは言わない。仕事には経費がかかるもんだ。そいつの金じゃなくて経費でもいいから見に来い。経費ゼロで人差し指だけで仕事を取れると思うな。何せこちらは趣味でやってるんでね、仕事じゃないんだ悪いな。仕事優先だから、ライブハウスを選ぶ権利があり放題なのさ。そんな誘い方してくるライブハウスに出るくらいなら、無理してでもお世話になってる顔の見えるライブハウスに出るさ。はっはっは。





閑話休題。

2ヶ月に1本にしてみると、意外と告知する時間もあるし、次のライブも近く無いしでお客さんは増えた。

その間にやった告知法は、Twitter告知の優先度をクソ程後回しにして、直接誘う事にした事。そして、バンドマンを誘う場合は一度でもライブをチケット代を払って観に行った事がある人だけ誘う事。

これめっちゃ大切だから言い換えていう。

『集客する時は必ず、一度でも自分がライブを観に行ったバンドのメンバーさんには必ず声をかけろ。』
来てくれる人は来てくれるよ。本当に。

(ちなみに、「またライブ誘ってください」
って言ってくれた人、毎回ちゃんとメモってる?俺はメモってる。お客さん呼べないならそんぐらいやらないとって俺は思うね。)


で、次。
バンドマンじゃなくて純粋なお客さんにはできる限り丁寧な文章でお誘いすること。
特に一括メールでは絶対送らない事だ。失礼だから。

逆に、俺はバンドマンからのライブの誘いには、その人が一度でも自分のバンドのライブを見に来た事がない場合は"高確率で他の予定を優先する"事も徹底した。それは何故か、理由は簡単で、お金と時間に限りがある事と、今の仲間に見に来て欲しいから今の仲間のバンドを見に行くのが優先だから。そして何故なら俺なら、今後も仲良くしたいなら俺のライブを観にくるはずだと思ってるから。

顔を出すって大切。
でもこれをやると、僕のとった集計結果のデータ上、実際やらなかった時はよりも毎ライブ3〜4人はバンドマンが来てくれる人数が増えた。

2ヶ月に1回のペースだけどね、でも毎ライブ3〜4人増えるなら、人のライブ見に行くのなんて、安いもんだよ?

しかもお客さんを呼べるペースでしかライブをやらなくなったおかげで、無駄撃ちしてノルマに消えて行った経費を仲間のバンドの為に使えるんだ。

そうするとお客さんも増えて、仲間のライブにも行ける。

これはいいことしかない。

なんやかんやあって、

The life plantは1シーズンに一回くらいのペースでだいたい、15〜20人のお客さんが来てくれるようになりました。このペースってのが、大切なのよ。俺らはたまたまこれだった。逆に、月一本は必ずやりたいけどこれくらい呼ぶのが限界ってのがあったら、その枚数をノルマ交渉するってのも、大アリだよ。出れるライブハウスはその分、限られてくるけどさ、でもそれでも出させてくれるライブハウスとは、信頼関係があるんだと思うし、そういうライブハウスと切磋琢磨して面白い事出来たら良いよね。

あと大切なのは、仲間やお客さんに対する意識。

来てくれるお客さんや仲間の事は本当に大切に思ってるし、できる限りその気持ちを伝えたいと思う。


最近は来てくれたお客さんへの感謝の気持ちで、ライブ動画とかの企画をアロサさん(@alose_records)協力の元やってたけど、

今回のこのブログは来てくれたバンド仲間への感謝の気持ちとしても書いてます。

このブログ、続きがあって、また近々更新します。





次は月に一本ペースでライブやってた時に、毎ライブ2〜3人お客さんが増えたTwitterの活用法です。


取り敢えず前編だけど、
これやってお客さん増えたら、飯でも奢って下さい。
無料公開するには惜しい情報だと自分で思ってるし、でも感謝の気持ちなので無料で公開するから。そんでお客さんを呼べたそのライブに俺がいた時、飯か、打ち上げ代奢ってくれたら俺は満足。

まぁこれを読んで面白いと思った人は、次回も楽しみにしてて。
たかが1人されど1人の積み上げで、バンド活動もぐっと楽になるからさ。


それからもし観てたら、6/17の新宿アンチノックに来てくれたお客さんへ。
今回もまた来てくれた人に感謝の気持ちを示す試みしてるので、良かったら今後もThe life plantからの情報発信、気にかけてくれると嬉しいです。


それじゃあ、グンナイ。




The life plant 代表 梁雅弘

p.s
大前提を忘れてたけど、これ毎日努力してカッコいいライブするのに集客未だに0〜5人とかのバンドだけに限られる法則だから。
もう集客できてるバンドには必要ないし、あとは努力もしてないでライブがクソなバンドはまず練習して下さい。お客さん来なくて当たり前だから。以上。

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