息子は、話題がゲームばかりになるぐらいゲーム好きで、あまりのゲーム好きに辟易していた。

 6年生になり受験勉強が本格化する中で、ゲームを禁止すべきかどうかずっと悩んでいた。休憩時間は当然必要だし、休憩時間に何をやるのかは自由であるべきとの思いもあり、時間制限付きで休憩時間の範囲に限って認めてきた。

 しかし、勉強で目が疲れているのに、休憩時間にゲームしたら視力が悪くなるのではないかという不安や、ゲームのことが頭から離れない状況をみて心が揺らいだ。

 そうした状況下で、どうにも必死さが足りないと思われる時期が続いたため、思い切って禁止してみた。受験生として必死になれとの思いを込めて。本人は、周りで受験のためにゲームを止めた子もいるし、自分も受験だからゲーム止めないといけないかなと一応は納得していた。

 ところが、集中力はあまり改善されないし、むしろ、オンとオフのメリハリが悪くなったようで成績も低迷した。

 そこで、思い切って、再度、方針転換を図り、時間制限つきで休憩時間内のゲームを解禁した。ゲームをやることによって気晴らしができるようで、集中力が改善された。

 もっと別のことで気晴らしできるといいのだが、ゲームが一番の気晴らしになっている現状では、やむを得ないかと今に至っている。

 本音は、ゲーム以外の気晴らし方法も活用してほしいのだけども・・・。