これは酷い | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 今朝、海水温分布図を見て

 「うわっ」

 思わず声が出ました

 赤い部分は25℃

 これが接岸したらワカメ種苗もコンブ種苗も耐えられません

 全滅に近い被害になるでしょう

 宮城と岩手県南の養殖ワカメがダメとなったら恐ろしい被害額になりますね

 

 それから、25℃だとサケ・マスは生きられないでしょうね

 天然の魚なら冷たい水を探して深い場所や河川などに避難するでしょうけど、イケスに入った魚は逃げようがないので

 サーモン・ギンザケ養殖は酷いことに

 

 ホタテもダメでしょうねえ

 

 もうこうなってはこの異常な水温帯が接岸しないことを祈るしかありませんけど

 

 まあ、もし被害が起きた際に少しでもバックアップできるよう、残ったワカメ・コンブ種苗をできるだけキープしておきます

 私にできることはそれぐらいしかないので

 

 12月に25℃って・・・

 

 親潮、がんばってくれ(祈)