無謀にも・・・・ | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 私、なんにもできない人間ですけど

 サッカーだけはできまして

 高校3年生の時には都内の有名私立大学からスポーツ推薦が来たんです

 

 嬉しかったですねホント

 オレのサッカーを見て、評価してくれた人がいたんだと

 

 私の夢は国立競技場のピッチに立つことだったので

 高校ではできなかったけど

 大学でがんばればいつか

 って

 もう一度チャンスを与えられたような気がしたんです

 

 ところが

 進路指導の先生から

 「あの有名大学に、お前なんか恥ずかしくて推薦できるかっ!」

 って言われまして

 今ならきっと○○ハラって名前が付くでしょ?(笑)

 

 まあ、授業中はずっと寝てましたし

 短ランにダボダボのズボン、髪はリーゼント(「今日からオレは」に出てくるようなカッコですね)

 ただ歩いてるだけで

 なぜか警察に連行されたこともありますので

 先生のお気持ちも十二分に解ります

 ※とはいえ、決して法に触れるようなことはしておりません。念のため 

 

 その私がですよ

 「恥ずかしくて推薦してもらえない」私が

 なんの因果か国立大学で話をさせていただくことになってしまいまして

 それも100分間(汗)

 

 昔からの友達が知ったら爆笑必至

 「オメーが国立大学の学生さんに何を話すんだ。バーカ!」

 涙を流してそこら中笑い転げることでしょう

 私は返す言葉を一切持ち合わせておりません

 

 100分間も一体何を話せばいいのだ?

 当然、話す時間の調整などできるはずもないので

 普通に話したら3時間ぐらいかかりそうなパワポを準備しまして

 時間が来たら突然終わる予定

 

 ま、何かを教えるなんて土台無理なので

 漁業の実情をありのままに訴えたいと思っております

 

 

 

 

 

 「お前なんか恥ずかしくて~」

 と私におっしゃった先生と偶然お会いした事があるんです

 そしたら

 以前、私が新聞に書いた文を読まれたそうで

 「新聞読んだよ。知ってる名前だなと思ってさ。いやー、立派になったなあ。オレは当時からキミはやる人間だと思ってたんだよ」

 だって

 

 本気で蹴飛ばしてやろうかと(笑)

 

 


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