アオサは嫌い? | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 ウニとアワビが入っている水槽に

 コンブ、アオサ、ダルス(みたいなの)、名前のよく解らない紅藻をドサッと入れたんです

 

 最初に紅藻(赤い海藻ですね)がなくなり

 時間が経つにつれてアオサ(下の画像の緑色の海藻)だけが目立つようになってきました

 アオサが生長したのか?

 他の海藻は食べられてアオサだけが残ったのか?

 アオサは(ワカメ・コンブと比べると)餌料効率はあんまりよくないみたいなんですけど

 成長スピードが速くて、食べられても残るようだと

 結果的には良い餌ということになるかも

 

 

 年末にウニを身入りさせて出荷しようしたとき

 餌をどうやって確保するかが問題となります

 

 低コストで水温を上げようと思えば、同じ水を使い続ける閉鎖循環が前提になると思いますが

 配合飼料や乾燥・塩蔵加工した海藻、キャベツなんかだと食べ残しが水質悪化の原因となりますので、餌に使えません

 (頻繁に掃除すればいいかもしれませんが)

 

 すると、生きてるアオサが有望株か?

 でも、ウニ・アワビがアオサを嫌いなために残ってるとすれば・・・・・・

 

 

 最近、やせたウニを活用しようと色んなところでウニの蓄養試験が行われてるようです

 水質がどうの、餌がどうの、付着基質がどうのと皆さん難しいことをおっしゃってます

 

 上の画像の水槽は

 ウニと海藻を入れて

 ほったらかし(笑)

 

 なんも言えねえ

 

 


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