沖は | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 もう11月も終わろうとしているのに

 アワビは1回しか採れていません

 

 日曜日、なにかやろうとしても口開(漁を行う日をこう呼びます)するかどうかハッキリしないと身動きがとれません

 ベタ凪だったら口開する方向で準備しますし

 シケだったら口開はないので、なにかしらできる

 

 どっちつかずのナギだと

 あーでもないこうでもないと時間が過ぎていきます

 人と会えば

 「どうすんだ?」

 って必ず聞かれるし

 

 昨日はアワビセンターに行った帰りに

 コンブ種苗の巻き込み状況を確認しようと思ってたんですが

 誰も沖に行ってる感じじゃない

 

 漁港で会った漁業者に

 「今日は沖へ行かないの?」

 「いや、風でムリっす」

 「沖はそんなに吹いてんの?」

 「かなり」

 

 そうか、吹いてるか・・・・

 ムリか

 口開

 

 海を見ながら南下

 

 小港湾に行くと養殖の船が何隻か出ています

 こんな感じ

 そんなに悪くない?

 

 ちょっと拡大

 沖のギザギザが気になる

 実は船が3隻写ってるんですけど解ります?

 右の方にいます

 

 更に拡大

 波ですね・・・・・・

 かなり

 

 左側の船

 後ろの方はもはや何だか解りません

 

 怖っっ・・・・

 

 


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