日本海は流され 太平洋は逆らう? | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 ここ数年、サケの不漁が深刻です

 その原因について、色んな方が色んな説を述べられるんですが

 

 私的にはどれも芯を食ったものとは思えません

 

 サケ稚魚が放流された後の海水温が上昇するのが早くて、稚魚が北上できない

 という説があります

 

 私が思うのは

 日本海の方が水温高いよな?

 でも去年、日本海側はサケの遡上が好調で、卵を供給してもらいました

 なぜ?

 

 私が持った疑問を多くの人が持ったのでしょうか

 日本海は南から北へ流れる暖流

 なので、サケの稚魚は流れに乗ってオホーツク海まで行くのだそうだ

 

 じゃ、これまで少なかったのはなぜ?

 って疑問が頭をもたげるんですが・・・・・

 

 一方、岩手県沿岸の春先は親潮の流れる季節

 親潮は北から南へ流れる寒流なので、サケは流れに逆らって泳がなくてはならない

 あれ?水温は?

 水温が上昇するからじゃなかったの?

 

 で、その対策は

 流れに逆らって泳げる大きくて元気な魚を作れ

 だそうだ

 

 結局、サケのふ化場のせいってことっすか????

 

 

 大きくて元気な魚なら戻って来る

 と言うんなら

 岩手県内には大きくて立派な稚魚を作ってるふ化場もありますから

 大きくて元気な稚魚を放流している川にはたくさん帰ってくる

 はず

 でしょ?

 

 でも、軒並み不漁

 

 どいうこと?

 

 他にもカラフトマスが増えすぎてエサがなくなったとか

 温暖化で海水温が上がってサケの生息に適した海域が北の方に異動したとか

 色んな説がありますけど

 

 私は学者じゃないので原因は分かりませんし

 その原因が地球規模の事象なら対処のしようもありません

 

 私らにできることは

 できるだけ元気な魚を生産し

 できるだけいい時期に放流すること

 しかないので

 愚直にやっていくしかありません

 

 できれば、どこかのふ化場が飛び抜けた好成績を出してくれれば

 それがヒントになると思うんですが・・・・・

 

 


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