かなり・・・・ | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 「たのまれてたの持ってきましたよ」

 昨日、若い漁業者がわざわざ届けてくれました↓

 「このワカメはなんだ?」

 って組合長

 「ワカメじゃなくて、ワカメを食うのがいるんです」

 「はあ?なにもいねえがっか」

 「同じような色なんで気がつかないんですよ。いるんです、ほら」

 「なんだ、気持ち悪いな」

 「ワカメを食べるアメフラシです。昔はいなかったのが、温暖化で。養殖ワカメの密度が薄いとこはコイツが食ってるのかもしれません」

 「そうなのか、月曜日の養殖の会議で皆に見せろ」

 「はい」

 

 とはいえ

 持ってきてくれた若い漁業者は以前にも持ってきてくれて市場に置いてたんです

 でも、捨てられた(泣)

 市場に置けば今回も同じ目に合うでしょう

 

 アワビを飼っている閉鎖循環水槽にカゴを入れて

 どのぐらい食うのかワカメも一緒に

 ↑これが昨日の夕方

 下が今朝

 葉っぱがない(おまけにアメフラシも脱走)

 

 解りにくいので外に出して広げてみる

 ほぼやられちゃってますね

 カゴの中にはワカメとアメフラシしかはいっていないので

 犯人はアメフラシ

 わかめを食うって事はアマクサアメフラシでしょう

 

 1尾(?)が1晩でワカメ1本を食べるとすると

 けっこうな被害

 

 

 

 先週で所得税申告の受付が終わったんですが

 チェックと修正で、私はこれからが大変

 おまけに、来週から始まる養殖ワカメの価格設定をして

 養殖ワカメを生産する漁業者の全体会議をして説明して

 ほぼ同時期に完了する4つの補助事業書類整備

 あっ、来年度の組合員資格を審査する委員会の準備もある

 

 うーーーーーーーーーーんどうしよ

 さすがにムリ

 

 だな

 ハハッ(汗)

 

 


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