逆転 | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 ウニの猛攻に遭ってピンチに陥った磯焼け対策の海中林

 

 コンブは根っこに近い部分が成長するので

 ウニがコンブの先端から食べてくれればけっこう持ちこたえてくれるはずなんですけど

 

 なぜかウニはコンブを根っこから食べてしまう(泣)

 根っこを食べられればコンブは流失してしまうので全部ダメになるし

 再起不能

 

 岩にコンブを設置する方法の最大の泣き所です

 

 コンブを根っこから食べてしまえば自分たちの餌もなくなってしまうのにね

 何で根っこから食っちゃうんだろ

 

 

 中層に根があって葉の先端が海底付近に漂うようだと

 先端をウニに食べられても、コンブは根っこ付近からどんどん成長していく

 無限コンブ(笑)

 

 通常とは逆の形になった

 無限コンブが

 これ

 海底に打ち込んだ金属のアンカーに

 コンブを繁茂させたロープを結ぶ方法です

 これだけのコンブがあればウニが大量に押し寄せても

 そう簡単に無くなることはないでしょう

 

 さあ、来い

 

 ウニには強いんですけど

 ロープが波に耐えられるかが問題なんです

 

 


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