真崎わかめのできるまで | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 波や雨で土・日・月と足止めになっていたわかめの収穫が再開

 水温は若干下がり、わかめの質も良さそうに見えます

 

 当方のわかめは集荷されるとタンクに入れて屋根の下で保管され

 集荷した順番に次々とベルトコンベアに載せられます

 こおの量が少ないとボイル加工の時間が長くなってしまいますし、多すぎると十分にボイルされないものもでてきますので、コンベアに載せる量がポイントになります

 また、ここで団子状態になっていると、仲まで熱が伝わらず、ボイルされないものが出たりするので、均一に裁くことも必要になります

 これをものすごいスピードでこなさなくてはならないので、熟練の技が必要になりますね

 たまに私なんかが手伝いに行くと「オラオラー入れろー」ってやっちゃうので、すぐに加工担当の職員が走ってきてイエローカードを提示されます笑い泣き

 私の方が大分年上なので仕方なく「もう少し少なめに入れて下さい」って言ってくれますけど、内心「ちゃんとやれよ!」と怒っているのは間違いありません

 ゴメンナサイ

 

 ボイルされたわかめはすぐさま冷たい海水で冷やされた後、水を切りながらコンベアへ

 つづく・・


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