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2025年6月8日、昨日の話ーーー



てんかん重積により、

救急搬送された妻が退院しました。


ただ、妻の言葉や身体は、

まだ十分に回復しておらず──


本来であれば、もう2〜3日入院して様子を見る選択もありましたが、


「早く家に帰りたい」と願う妻と、

私自身の気持ちもあって、退院を早めることにしました。


主治医からは、脳波にてんかんの兆候は残っているものの、すでに沈静化が進んでいること、


薬の量を調整すれば、自宅での経過観察も可能だとの判断をいただいていました。




病院からの帰り道ーーー


「お祝いに、美味しいものを食べようか」と、妻と話していました。


私は外食を考えていましたが、

妻は『家でゆっくりしたい』とのこと。



たしかに、退院直後に外出するのは負担も大きいと思い、


私は妻を一度家まで送り届けたあと、

妻の食べたがっていた料理と、お祝いのケーキを買いに出かけました。


ーーー


買い物から戻ると、


妻は帰ってきた時と変わらない様子で、リビングで待っていました。


買ってきたケーキも楽しみにしている様子でした。



私は夕食の支度をし、

ふたりで食卓を囲み始めました。



けれどーーーしばらくして、

妻の様子が変わりました。




てんかんの再発ーーー




すぐに妻をベッドに横にさせて、休ませました。


妻はそのまま眠りにつきましたが、

その隣で私は、退院を早めたことを少し後悔していました。


──まだ、早すぎたのかもしれない。





結局、


妻は食べたかった料理を、

ほとんど食べることができず。



楽しみにしていたケーキも、

手をつけることもなく、


そのままにーーー



妻の横で私は、

不安な夜を過ごしていました。






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