お聴きいただきありがとうございました!!



休日のご飯はいろいろと食べに行きますが、最近特に回数が増えたのがケンタッキー。このところチキン2ピースのセットにしています。


今日はお腹が空いていてポテトを増量するつもりが、チキン3ピースのセットがあったので、ついうっかり注文してしまいました。笑。


もう相当重度のケンタ病ですね、、、美味しかったです😋😋




コラム The Beatlesのコーナーでは、先日発売された「ビートルズ最後の新曲」とも言われる『Now and Then』のお話をしました。


現在、ビートルズメンバーで健在なのはポールとリンゴのみで、リードギターのジョージ・ハリスンは2001年に癌で亡くなっています。

それからジョン・レノンはさらに昔、1980年に射殺されています…。


ビートルズ解散後にジョンが自宅で数曲録音したモノラルのデモテープが残されており、彼が亡くなった後、パートナーのヨーコ・オノがそれを他の3人に託しました。そこから新曲として完成させるプロジェクトが立ち上がることになります。


『Now and Then』もその1曲だったんですが、ノイズが激しく、当時は作ることができないと判断されました。その後ジョージも亡くなってしまい、お蔵入りとなってしまいます。


さらに年月が流れ、最新のAI技術を駆使し、ノイズとボーカルとピアノを綺麗に分離することができました。ヒントは映画『Get Back』にあったんだそうです。


ジョンの鮮明なボーカルに前回のプロジェクト時のジョージのギター、それからリンゴのドラムとポールのベースを加え、中期のビートルズらしいストリングスと過去の楽曲のコーラス部分を組み込みました。


そしてついに2023年11月2日、ビートルズ最初のシングル『Love Me Do』をカップリングに『Now and Then』が発売されます。


これだけドラマティックな流れでしたが、世間では賛否両論となりました。「期待外れ」「つまらない」等、否定的な意見がとても多かったようです。実は僕自身もどちらかと言えば否定派でした。


ジョンのビートルズ楽曲は異次元的な輝きを持っていると感じています。なのにこの曲はそれが感じられず、ごく平凡なポップバラードという印象で、物足りなく残念に思っていました。


でもその後で同時発表されていたMVを観たのです。


泣きました。熱い涙が溢れてきました。映像中には現在のポールとリンゴの他に、いろいろな時代のジョンやジョージが映っていました。現在のポールが演奏している隣でジョンがしきりにふざけています。これに胸を締め付けられる…。


歌詞中の「now and then」は「今でも時々」と訳されますが、「今」と「あの頃」という意味も持っています。ポールとリンゴは生きている「now」、ジョンとジョージは亡くなっている「then」、というのが現実ですが、映像の中では、楽曲の中では確かに生きているんです。


それを感じたとき、否定的なものは全て払拭されました。これこそがThe Beatlesであり、メンバーがファンに用意してくれた最高のプレゼントなんだと。


まぁだからこそジャケットももう少し何とかならなかった??っていうのもあるんですが。笑笑笑。




それでは、本日ご紹介した楽曲。

サリー・テリー、ロジェ・ワーグナー合唱団『My Old Kentucky Home』

The Beatles『Now and Then』

meg rock『頭痛が痛い リターンズ』

でした。


次回は11月14日の夜9時にお会いしましょう!

バイバイ☆