函館・探偵の独り言 裁判官は正義のミカタではありません・・・
例えば、妻の浮気問題が発覚する。
だが、妻はひらきなおり、逆ギレをする。
そんな妻に対し、夫はおもわず「訴えてやる・・・・」と叫ぶ。
この「訴えてやる」という言葉の根底には裁判官は正義のミカタ。
だがら、正義のミカタの裁判官に裁いてもらおう・・・・という思いがあるのだろう。
だが、裁判官は正義のミカタなどではなく、過剰な期待は禁物です。
裁判官はあくまでも職業の一つで、ヒーローではないのです。
私は探偵という仕事に関わり、不条理な裁判官をたくさんみてきました。
陳述書をほとんど読んでいない裁判官。
答弁書を一つ飛ばして読んでいる裁判官。
そもそもやる気のない裁判官。
自分の思い通りに答弁が進まないと「イライラ感」を露骨にだす裁判官。
上記のように事件当事者から見ると憤ってしまう裁判官も
裁判官だけの責任ともいえない部分もあります。
裁判官、特に家庭裁判所の裁判官はとにかく忙しい。
離婚、遺産分割、後見 など日々、対応に追われている。
そのため、離婚、金銭、親権などは、画一化されたパターンで審判、判決を
事務的にこなしていく。
当事者にとっては、一生の問題であっても裁判官にとっては、
山積みの中の一つの案件に過ぎないのです。
だからこそ、離婚問題や慰謝料請求などにおいては、
弁護士にまかせっきり、裁判官がキチンと判断をしてくれるなどの
楽観的な対応では後悔をすることになってしまう。
探偵はハッキリと言います。
妻の浮気、そして離婚・・・・。
裁判官は正義のミカタ、だから弁護士に任せておけば大丈夫・・・などはダメ。
常に自分が当事者であることを認識して、妻との離婚問題を戦ってください。
2024-08-30
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穏やかで優しい妻。
だが、夫はそんな妻に物足りなさをおぼえ、ハデな若い女性と不倫にはしる。
夫は不倫という非日常的なものに刺激を感じ、さらに家庭をかえりみなくなる。