高校三年間，通い詰めた場所なんです。
神谷町に降り立った瞬間，風景があまりにも変貌し，狼狽えました。
目印にしていた商店街らしき物は消滅し，高層ビル街に変貌。
飯倉や狸穴付近の書店や料理やも見当たりませんでした。
久しぶりとはいえ，歳月の流れはあまりにも残酷でした。
「かわらないものなんて何もない」のかもしれません。
原風景はオレンジ色の塔だけです。
自分が通った時代にはなかった駅前のコンビニも神谷町だととてもロマンを感じてしまうのです。
そして東京タワーに上るのもほぼ40年振り。
あみさんがいなければ行くことがなかったスポットかもしれません。
展望台へのチケットは前日にコンビニで入手しました。
展望台に上がる時，エレベーターで体験する耳鳴りすらとても懐かしく感じました。
しばあみさんの東京タワーライブは自分的にはワンマン並みに重要な位置付けなのです。タワーが見えるところではなく，タワーそのもので「東京タワー」を歌う。あみさんの念願を見届けたい想いでいっぱいになりました。
展望台に到着した直後にあみさんに見つけられ，感激。
あみさんの出番が始まるまで展望台を一周。
東京の夜景を堪能しました。
高い建物が増え過ぎて遠くの風景を遮っていました。
でも真下に見えた母校の夜景は感無量。
ライブスポットはこちらです。
♪君に会いに行く
♪ありふれた午後
夜だから，多摩川や丸子橋まで見るのは無理かな？
この郷愁感が，たまりません。ゆっくりと丸子橋付近の多摩川沿いを散策したくなります。
♪雪のクリスマス（ドリカムのカバー）
♪スター☆
タワーの窓越しに輝く星が見えましたよ。もしかして，シリウスかな？
♪東京タワー
やはりこの曲は，あみさんの想いがもの凄く込められていました。
「何があっても味方だよね」って，心強くなれます。
自分もそのつもりです。
タワー内で聴くと優しさの溢れた声と表情と歌詞にやはり涙が溢れてきました。
あみさんの滑舌は慣れているのであまり気になりませんけど，ＭＣの時のあみさんの声が枯れ気味だったのでちょっと心配になりましたよ。
歌い始めると，元通りのあみさんの甘く優しい歌声なのです。
ライブ自体はかなり押し気味。タワー閉館の10時を回っていました。特別にエレベータは運行していたので，地上に降りることが出来ましたけど，あみさんたちが，階段経由でおろされているのではないかと余計な心配をしてしまいました。
追記
この場所で，もう一人，どうしてもライブをやって欲しい女性がいるのです。