健康は細胞から!
細胞からの若返り ヘルスコーチ 山中眞理子
昨日はインスリンの体への働きについてお話ししました.
インスリンは血糖値を安定させるために重要な働きをしています。けれども様々な要因でインスリンの効きめは悪くなります。
それは血糖値の不安定を生み思いもよらない健康リスクを呼び起こします。
インスリンの効き目の悪化は肥満、糖尿病、動脈硬化、脳梗塞、アルツハイマー病など様々な健康リスクをもたらします。
インスリンの感受性を高めるために何ができるでしょうか?
毎日の運動
ウオーキングや軽い筋トレでも大丈夫。動ける自分を作ることが大切です。
筋肉は糖を取り込んでくれます。
筋トレ後はインスリン感受性が上昇します
朝の日光浴
ビタミンDの合成を助けます。10分~20分朝日を浴びましょう
7時間以上の睡眠
睡眠でインスリン感受性が安定します。
食事
野菜、タンパク質、良質な脂肪を食べる
穀物とお菓子を控える
ことに精製糖質はインスリンを大量に必要とし、感受性を下げる原因となります
食後には温かいお茶やウーロン茶を飲んでポリフェノールを体内に入れる
栄養補充
現代の野菜や果物に含まれるビタミン・ミネラルは昔に比べて大幅に減っています。
一方、私たちは毒素と無縁で生きることはできない環境に生きています。解毒には大量の栄養素を必要とするために栄養不足に陥り、インスリンを素早く必要なだけ分泌することが難しくなっています。
マグネシウム、ビタミンD,亜鉛、クロム、アルファリポ酸などが足りていないとインスリンを必要なだけ分泌することはできません。
これがインスリン抵抗性を生み出しています。
ストレスマネージメント
ストレスを感じるとストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されます。これはインスリン感受性を下げるので緩めるために心地よい音楽を聴いたり、森林浴をするのは良い効果を上げます。
深呼吸、迷走、そしてアロマの心地よい香りもストレス軽減に効果的です。
腸を整える
腸を傷つける食べ物を食べていないか。腸内バランスを整えることが必要です。
プレバイオティックス(野菜、キノコ、海藻、発酵食品)のうち体質に合うもの
プロバイオティックス(腸内細菌サプリ)を必要なら補助して腸内バランスを整える。
病気になってからの対策より病気になりにくい体質を目指すのが世界の潮流です。
あなたも病気になりにくい体質を手に入れて充実した毎日をお過ごしください。
今後も、ご自身とご家族の「未来の健康を守る知識」をわかりやすくお届けしていきます。
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私のストーリー
幼少時代~学生時代
私は1947年生まれです。
戦後2年目の夏です。
幼少時からとっても細くてひ弱でした。
よく蕁麻疹になっていましたし、学校の入学試験の日に風邪を引いて両親が希望する学校に行かれない。など親を困らせていました。
そんなでしたので小学校に入ってもお給食が食べられないでいました。
中学に入って2キロほど離れた学校に自転車で通うようになってからはだいぶ丈夫になりましたが体育の授業はたいていさぼっていました。バレーボールやバスケットなどのボールゲームが大嫌いだったからです。テニスは少ししましたが、全くセンスがないのは明らかでした。
勉強も好きなことしかしなくて、成績のことなどはあまり気になりませんでした。
とても神経質で内向的でかなりわがままな困った子供時代でした。
学校から帰ると音楽を聴いたり本を読んだりしていました。
高校を卒業すると美術史に興味を持つようになり、イタリアに憧れるようになりました。
それで、イギリスかアメリカに留学させたいと思っていた親は猛反対しましたが、結局許してイタリア留学が叶いました。
憧れのイタリアでの生活は想像以上の変化をもたらしてくれました。
第1に変わったのが、神経質で内向的でははいけない、という点です。社交性を身につけなければ誰も相手にしてくれないし、それでは面白くない、ということに気づいた点です。
第2に変わったのは勉強を好きになったことです。新しいことを学ぶのはとっても楽しいし刺激的だということ。それから、多少、いやでも面倒でも学んだことは何かの役に立つ、と分かったことです。
世界各地のお友達が沢山できて楽しかったです。





