花粉症は今では日本人の二人に一人は発症する国民病となっています。
1990年代に日本での花粉症の人の割合は10~15%といわれていました。
さらに70年前までに遡ると花粉症は珍しい症状した。
この間には戦後の植林政策の中心として植えられたスギが大きくなって花粉をまき散らす、という事実があって花粉症の症状を持つ人が増えたのは間違いありません。
けれども増えているのは杉花粉に反応する人ばかりではありません。
そういう私もスギ花粉から始まり、松、ヨモギ、白樺、イネ科の雑草、セイダカアワダチソウ、ブタクサ。
つまりは2月から11月まで絶えず悩まされていました。
その間に高度経済成長に伴う都市化や大気汚染(例: ディーゼル排気微粒子)が、花粉症の発症や症状悪化に影響を与えたとされています。
とは言え、日本の大気汚染は、1970年代の深刻な状況から大きく改善されました。新たにPM2.5や越境汚染、地球温暖化などの課題に取り組む必要がありますが過去50年間の取り組みは、大気汚染を抑える上での成功例として世界的にも評価されています。
合成洗剤が使われ始めたのは1950年代ですが本格的に普及したのは1970年代です。
合成洗剤の普及も体に溜まる毒素、という観点では見過ごせない問題です。大気汚染の影響は低下したにもかかわらず花粉症が蔓延し続けている以上、そして、人体に悪影響を与える成分を含んでいる以上、花粉症の蔓延に全く関係がないとは言いきれない時代的相関関係があります。
洗濯ものは綺麗に真白に仕上げたいですね。
でも、そのために多くの化学薬品が使われることになり、それらが単独ではなく混ざりあった形で配合されている。
しかも、毎日同じものが使われ、それが肌に一番近いところで体を包んでいる。
というのは問題です。
ところが、口から入る毒素に比較的敏感な人でも、肌から吸収される毒素には部頓着な人が多いです。
口から入る毒素には肝臓という強力なデトックス器官がありそこを通過します、皮膚から入る毒素は肝臓を通過する前に血液に乗ってしまうので体調に影響しやすいと私は考えるのです。
ではどんな成分が体に悪影響を与えるのでしょう
界面活性剤
油脂による汚れには油と水とが混ざりやすくする界面活性剤を使うと布に就いた油が水に溶けて衣類から離れます。界面活性剤は水と油とを混ぜる働きがあるので肌荒れやアレルギーの原因になり、体に吸収されると花粉症にも影響します。
蛍光増白
蛍光増白剤を使うと望むような白さになりますが、これは繊維に付着します。分解されにくい成分なので長く体に残留します。ということは徐々に溜まって影響を与える恐れのある成分です。肌には刺激が感じられることもあります。
漂白剤
塩素系漂白剤は有機物を溶かす作用があります。目や呼吸器官を刺激し鼻の組織にも刺激を与えます
防腐剤・保存料
肌に刺激を与えてやアレルギーの原因となることがあります
合成香料
呼吸器への影響や頭痛の原因になることがあります。
さらに柔軟剤を使うとそこには
界面活性剤
- 界面活性剤: 肌荒れやアレルギー反応を引き起こす可能性がある。環境中で分解されにくく、生態系に影響を及ぼす。
- シリコーン: 繊維をコーティングするが、環境中で分解されにくい。
- 合成香料: VOCやホルムアルデヒドの発生源となる場合があり、呼吸器や神経系に悪影響を与える可能性がある。
- 着色料: 繊維を彩る目的で使用されるが、肌への刺激や環境汚染の原因となる場合がある。

スギ花粉が飛び散る季節は目の前です。
それまでに少しでも備えておきましょう。
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私のストーリー
幼少時代~学生時代
私は1947年生まれです。
戦後2年目の夏です。
幼少時からとっても細くてひ弱でした。
よく蕁麻疹になっていましたし、学校の入学試験の日に風邪を引いて両親が希望する学校に行かれない。など親を困らせていました。
そんなでしたので小学校に入ってもお給食が食べられないでいました。
中学に入って2キロほど離れた学校に自転車で通うようになってからはだいぶ丈夫になりましたが体育の授業はたいていさぼっていました。バレーボールやバスケットなどのボールゲームが大嫌いだったからです。テニスは少ししましたが、全くセンスがないのは明らかでした。
勉強も好きなことしかしなくて、成績のことなどはあまり気になりませんでした。
とても神経質で内向的でかなりわがままな困った子供時代でした。
学校から帰ると音楽を聴いたり本を読んだりしていました。
高校を卒業すると美術史に興味を持つようになり、イタリアに憧れるようになりました。
それで、イギリスかアメリカに留学させたいと思っていた親は猛反対しましたが、結局許してイタリア留学が叶いました。
憧れのイタリアでの生活は想像以上の変化をもたらしてくれました。
第1に変わったのが、神経質で内向的でははいけない、という点です。社交性を身につけなければ誰も相手にしてくれないし、それでは面白くない、ということに気づいた点です。
第2に変わったのは勉強を好きになったことです。新しいことを学ぶのはとっても楽しいし刺激的だということ。それから、多少、いやでも面倒でも学んだことは何かの役に立つ、と分かったことです。
世界各地のお友達が沢山できて楽しかったです。






