基礎から考える[ 基礎工事] | エムズアソシエイツ施主様ブログ

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岐阜の工務店エムズアソシエイツで建てる家づくり。
I様ブログです。

 ​修正効かない基礎工事

 


先に上棟を投稿したので順番ズレますが、

本日は基礎工事についてです。



何もなかった土地に気づいたら穴が、、

知らぬ間に様変わりする基礎工事は家づくりの始まりを実感し始めるタイミングかと思います。

 

 

基礎工事は工程が一気に流れるので、

見落とすわけにはいかない!

とほぼ毎日通いました。

 

 

我が家は土地をを見下ろす事ができる

高台が隣地にあるため、

基礎を上空から定点で毎日撮影し

日々変化する現場を記録に残しました。

 

 

画像繋げてみるとあっという間に基礎が

完成してしまいましたが、ブログに際して

現場写真を見返すと、基礎でも少しブログが

書けそうだったので今回は少し変わった施主の目線でエムズ仕様と基礎について記していきます。

 




​知らぬ間に終わっている基礎


 

基礎って取り上げられる絶対数が

断熱、耐震(上部躯体)、設備より

圧倒的に少ないと思います。

 

 

YouTubeで断熱・気密・耐震(上部躯体)

とっつきやすいのか多く出回っていますが、

基礎になると極端に絞られてくるイメージです。

触れられても一体打ち、打継ぎか。

それくらいの程度に収まる印象です。

 

 

コンクリート打設



エムズさんは一体打ちです。

メリット、デメリットはネットで調べるとウンと出てくるのでここでは割愛しますが、一体打ちは環境や季節によって施工の仕方もコンクリート強度も変わってきます。

 

 

ちなみに我が家のコンクリート納入書は画像の通り


 

設計強度は21N/

 

上記に補正として

品質管理+3N

温度補正+3N

 

呼び強度は27N/

 


設計強度

地震など外的要因に対して耐える圧縮強度

(建物が安全に機能するための閾値的なもの)

呼び強度

生コンを発注する際に指定する強度

(設計強度を満たすため補正を掛けたもの)

 


下記の表に21Nはないのですが供用限界期間100年に該当します。これはしっかりとした施工(強度確保)で基礎が作られていたら100年間耐えれる(大きな地震で損傷しなければ)ということのようです。






これはコンクリート強度だけで決まるのではく適切な鉄筋、地盤や上部躯体の耐震設計でもまた変わってくるようです。

 


 近い将来南海トラフ地震が控えているので

27Nって30N以下!?大丈夫?』

と表を見て疑問に思い担当さんに確認したところ、実際には30Nほど出ていることもあるようでした。

 

 

検査をすれば実際の生データを確認することが出来るのですが、結構いい金額するんですね・・・。



我が家は、

予算の都合で依頼できませんでした(笑)

 

 

詳しいことは施主ブログなので割愛しますが、

コンクリート強度が高いと中性化(劣化)する

速度を抑えれるので数値が高いと、

比例して耐久年数も上がってきます。

 

 

呼び強度が高いと設計上の強度を確実に満たせれるので、建物の安全性は向上しますが、高ければ施工性も悪くなりかならず良い基礎になるというわけでもないようです。


コンクリートは

水とセメントの比率で強度が異なります。

強度を高くすると水分量が少なくなり、

打設する際に流動性が下がるため施工が難しいようです。

正しい施工で行わなければ本末転倒

 

 

数値だけ見ると高い訳ではありませんが、エムズさんでは施工性など色々な視点で上記のような仕様にされているのではないかと推測しています。

 ※聞くと厄介なのでそこまでは聞いてません笑



過去には設計強度30Nという会社さんもお会いしましたが、何に重きを置くか見定めて工務店選びをしないといけないのかと思います。



そもそもコンクリートは

施主が考えることではない


 

と言われそうですが、凝り性なので知らん間に調べ、しっかりメモしていたお陰でこうしてブログのネタにすることができました。

去年の自分に感謝です(笑)



ただ文字数制限でコンクリートしか書けませんでしたのでここで締めて新たに投稿します。



需要あるのかは???ですが、

自分の日記代わりに書いていきますので

また見てやってください(笑)



 PS.

コンクリート打ち込み後、再びコンクリート表面をコテで押し付けていました。

コンクリート表面の密度は低くなりがちで欠点となりこの欠点を解消するため、良いコンクリート工事ではコテで押し付け仕上げを行うようです。

 

 

それではまた次回(ω)

ご観覧頂きありがとうございました。