祖父が亡くなったとき、葬式ではわたしを便利に使う。
今回は利用されるパターンだ。

祖母が父の不倫相手を受け入れず、姿を見るだけで騒ぐので葬儀に連れていけない。

祖母を大人しくさせるために、眠らない程度の睡眠薬をまんじゅうに入れてを食べさせた。


不倫相手が葬儀に行かないと言うので、わたしに説得の電話をかけさせる。
わだかまりがあった弟も、受け入れたから。と言わせる。


葬儀の間も、わたしに不倫相手のサポートをするように頼んできた。


そうまでしたいのだ。
人が大勢来る葬式に出席させて、既成事実を作れば、説明しなくてもいい。くらいに思っているんだろう。

祖父の葬儀は、想像以上に人が大勢きた。


不倫相手はびびりまくり、わたしの手を握ってくる。側にいてくれと頼んでくる。

この人も父と同じだ。
わたしのことは顔を見たくもないのではなかったのか。
自分の都合で頼ったり無視したりする。



続く