マイクロプラスチックの脅威・・・
マイクロプラスチックの話題について触れていた。
最近、各社のニュース番組でマイクロプラスチックの話題が
特に多く取り上げられている。
研究家が東京湾で任意に採取した、ムール貝とカタクチイワシ
数十匹を調べたところ、すべての個体の内臓からマイクロプラ
スチックが検出されたそうだ。
不当に川や海に廃棄されたプラスチックごみが分解され海に溶
け出し、それらをエサと間違えた魚類たちが食べてしまうのだ。
影響は魚たちばかりではない。ウミガメやイルカなどは海に流
れ出たレジ袋を大好物のクラゲと間違えて食べてしまい、ウミ
ドリたちもエサと勘違いして啄んでいる・・・これらはもはや、
世界的に見られる大きな問題となっている
人間は魚類を捕食しているわけで、研究家によると人体にも何ら
かの影響が出ているに違いないと語っていた。
また、そればかりでなく、数々の日用品にもマイクロプラスチック
が使われているそうだ。歯磨き粉、化粧品などなど・・・
以前の記事でも触れたが、ペットボトルの飲料水にもマイクロプ
ラスチックが混入しているものがみつかり、現在WHOが調査中と
のこと。
また先般、米シアトルではカフェなどでのプラスチック製のストロー
の使用を禁止し、植物由来のものに変更されているとのこと。
我々が捨てたゴミは、きちんと処理されなければ、自然を破壊し
結局は大きなツケとなって自分たちに返ってくるということを忘れ
てはならない。