プログレ回帰Part11~ジェネシス『We Can't Dance』
大学時代の'90年代初頭にジェネシスのシングル「I Can't Dance」
が流行っていた。
当時の自分は、リッチー・ブラックモアが好きになりハードロック
に夢中だったので、洋楽にジェネシスっていうグループがあるんだ
あ~、くらいにしか思っていなかったが、次第にプログレッシヴ・ロッ
クの存在知り、英のビッグ・アーティストを順番に聴いて行った。
ムーディー・ブルース、キング・クリムゾン、ピンク・フロイド、YES、
EL&P、そしてジェネシス。
すでにジェネシスのアルバムは多数発表されていたが、自分がまず
最初に聴いてみたのが当時流行っていた「I Can't Dance」が収録さ
れている1991年発表の『We Can't Dance』。
その他のプログレアーティストのアルバムは'60~'70年代の名盤とい
われる、どちらかというとサウンドにサイケがかった特徴のあるものを
聴いていたのだが、ジェネシスに関しては当時のポップスが流行を
極めている'90年代初頭に発売されたコレを選んだので、あっさりと
したポップなロックという印象だった。ヴォーカルはフィル・コリンズ。
そして、マイク・ラザフォード、トニー・バンクスの3人編成。
当時の自分はバンドに興味を持っていたのだが、たった3人でこんな
素晴らしいアンサンブルを持ったサウンドが奏でられるものだと感心
していた。
まだピーター・ガブリエルの時代のジェネシスのことなど、知りもせず、
数年後にカヤックの『Merlin』を聴いてから、その存在を知ることとなる・・・
●ジェネシス関連記事
https://ameblo.jp/mrschop-go-go-1247/entry-11399