生前いつも夫が育った下町の事
子供の頃昭和の時代に懐かしいお店がまだ残っていて・・・
と言う話しやそこで会社を大きく営んでいたお爺ちゃん、父、大家族の話
毎日お酒が入るとご機嫌になると話していた。(現在は別の場所で大きく親戚がやっている)
夫は亡くなったけどそこへ最近よく足を運ぶと夫の子供の頃に会える。
タイムトラベル出来る。。。線で繋がる。。。八幡神社創立が自分の田舎の八幡神社と繋がる。。。鎌倉時代、細川庭園もある。。。暴れん坊将軍も
 
昨日はその商店街で昔ながらのおもちゃ屋さん(くじ引きでおもちゃを当てる様な店を見つけここは夫も子供の頃通ったであろう店
昭和がそのまま残った商店街にぽつりとあった。
多分店の店主はお爺さんだと感じて中に入ってみると何と高校生くらいの男の子が商売上手に販売してくれていた。
ぬいぐるみの「トトロ」昭和30年代の話らしく可愛いので買った。
 
で、猫はないのと聞くと探しますから待ってとしばらくすると奥から出してきたこの猫まるで生きているかの様に見つめてくれる。
可愛い~猫を飼いたいな~けど面倒無るのは無理と思っていたのでこれを買った。
 
値段。。。何と昭和のおもちゃ屋さんなので何と。。。
たったの¥600
見つめる表情と言いこれ絶対夫のプレゼントだと思う。。。と言う思い込みに更けれる。
 
めんこ、ビー玉を販売している様なお店だから
あえてそこが夫の話に出て来るお店の事だから・・・尚更自然に足が向いた。
こういう猫ちゃんとの出会いや店の高校生くらいの男の子との出会いなんか。。。思わず又来るわ~と言った。
夫の誘導かな?魂の‥・十分夫の子供の頃に出会えた。
心の中で夫と会話しながら
今度は
当店の店に来る子供たちにこのくじび式のおもちゃを買って展示してサービスで子供たちが来たら引かせよう
ここへ行くのが楽しみになった。。。
きっと夫の魂が夫の子供の頃通ったこの店に連れて行ってくれたんだと思う。
理由は
この近くが夫が子供の頃住んでいた所で生前よく話が出たところだから・・・けどこの店の高校生?は三代目位なのかもしれない。
近くのお団子屋さん(昭和50年からやっているお婆さん)に聞くと目の前のお豆腐屋さんは昭和30年代からやっていて昨年やめたそうで昭和感のあるたたずまいがそのまま残っていて店舗の作りがいい味出している。
やっぱり夫はこの辺りで遊んでいたんだ。
そう思った瞬間「わあ~と子供たちの声がして数人でチャリを走らせ通り過ぎて行った。タイムトラベル、タイムスリップ完全にした。
完全に昭和にタイムトラベル出来た。
その頃夫は5才位かな?
私は九州にいた頃から「下町の太陽」の倍賞千恵子さんの映画に憧れていてその後かなりの時を経て
夫と知り合い
夫の話がもろそうだったので。。。倍賞千恵子さんの歌が良かったのか・・・?も・・・
モノクロの映画が良かったのか?
東京には下町があって・・・そこがど何処なんだかザックリしか分からず。。。
上野より渋谷、新宿に憧れていた。。。下町の太陽は何処にあるんだ?と思っていた。
それから数十年ズッ~と横浜だったから忘れていた。
で、夫と出会い夫の話がもろ「下町」で感動して夫の話を聞くのが忘れかけていたことが思い出されていつも楽しかった。
そういえば九州にいた子供の頃はもろ古代貿易港のある商店街の老舗の商店で育った私
最近歴史を勉強してみると尚更面白いし繋がる。
地方から来る人は都会に疲れると下町は何だか落ち着く。
世田谷派は下町を馬鹿にするけど世田谷も昔は田んぼばかりが住宅に開発されたんでしょう~。
田園調布だって成り上がりで成功した人も多いでしょ~昭和の名作「おやじ太鼓」だって田園調布住まいだって戦後な成り上がりで成功した人の話でしょう~。全てその人の価値観だから
 
下町と言う商店街が楽しいのよと今思うけど。。。。
 
夫が亡くなってから夫の幼少期にタイムトラベル出来る事が本当に贅沢
それにしてもこの猫下手なぬいぐるみより成能が良く毎日話しかけている。
もうチャラチャラ遊び歩く年齢でもないので夫の魂と一緒に休みの日に過去の探し物のミニ旅が楽しい~周りからは怪しく思われている。。。このイメージだから尚更…ホットイテホシイ~・・・
最近の世の中は便利になりすぎて古くていいものを無くし掛けている。。。今思い出拾い集めつ時だわ
掘り出し物を見つけられそうと思う。
 
この猫、義母見せてあげたいな~また何この変なぬいぐるみ猫と言うでしょう~ネ