9月30日にご紹介した、Spring Chicken について、さらにお話ししたいと思います。
まずは、以下のリンクをご覧ください。
Spring Chicken は、若者、未熟者を意味することをご紹介しました。でも、なぜ、春のニワトリは若いの? そんな疑問が湧き、いろいろネットを探してみました。ネットをさまようこと1週間、やっと出会えました
以下は、organicfeeds.com と timesofindia.com を参照しました。
昔ひよこは、厳しい寒さの冬を生き残ることができませんでした。ですから、春生まれのニワトリ Spring Chicken は、味の良さもあり、とても重宝され、高い値段で取引されました。
ちなみに、Spring Chicken の定義は、生後28日以内、体重750g 〜 850gです。
つまり、市場で食用として売られる、春生まれのニワトリ Spring Chicken は、冬を越した年取ったニワトリよりも、味が良く、若いということなのです。
中には、冬を越した年取ったニワトリを Spring Chickenだと偽装して、販売する悪い人も現れたらしいのです。すると、賢いお客は
No spring chicken
スプリングチキンじゃない
と文句を言ったそうです。これが現在、大人に対して使われる、
No spring chicken
若くない
の始まりだそうです。
この表現は葉書やバースデーカードなどで、ニワトリの写真と共に面白おかしく添書きされます。例えば、
私はもう
若鶏ではないかもしれない。
でも辛うじて生きてるわ。
英語では、
“I may not be a Spring Chicken
anymore,
but at least I’m still kicking.“
この、kick は、蹴る→ 元気でいる です。
なんだかチキンを食べ過ぎてお腹が一杯になったような気分です
No more chicken!