本日、にわか通訳してきましたビックリマーク

 

 

以前ブログでもご紹介しましたが、夫が関わる町内会の会長さんがやってらっしゃるNPO(まちづくり協議会)のお仕事で、市に派遣されているJETプログラムの外国人の方たちとのミーティングで通訳を頼まれたのです。

 

 

JETプログラムとは "The Japan Exchange and Teaching Programme" の略で「外国青年を招致して地方自治体等で任用し、外国語教育の充実と地域の国際交流の推進を図る事業」です(一般財団法人自治体国際化協会HPより)

 

 

JETで日本に招聘されると、外国語指導助手(ALT)国際交流員(CIR) スポーツ国際交流員(SEA) として、各地方自治体に派遣されます。

 

 

皆さんの地方自治体にもJETプログラムの方たちが学校や役所にいらっしゃるかもしれませんが、私も埼玉県で教員をしてたのでALTにはいろいろとお世話になってきました。

 

 

学校に来るALTの中には日本語をあまりしゃべれない人もいますが、CIRの方たちは、自治体のことやイベントなどを海外に発信する仕事もあるので、かなり日本語がお上手な方が多いです。

 

 

今回お会いするのは、市役所にいるCIRと伺っていたので、日本語はわかるんじゃないかなあと思っていましたが、案の定とてもお上手でした!(通訳全く必要なし…)滝汗

 

 

でも(住んでる地域がバレますが)この辺りは、唯一国の天然記念物に指定されているサクラソウ自生地として有名な田島ヶ原があり、会長さんは、その田島ヶ原を世界に紹介したいという熱い思いがおありなのです。

 

 

ですから、市報にサクラソウを紹介されていたCIRの方に、その会長さんの思いを伝え、またサクラソウの簡単な歴史や奈良の事例なども下調べしてご紹介したのですが、とても興味を持っていただけたようなので少しはお役に立てたかなと思います照れ インスタやツイッターなどのSNSで紹介していただけることになりました♪

 

 

サクラソウは「サクラ」という名前がついていますが、英語では "プリムローズ(primrose)" というとおり、桜ではありませんし「ローズ」といってもバラでもありません。

 

 

調べると「キク科、ツツジ目、サクラソウ科」の植物で、可憐な花が咲きます。今日、会長さんに見せて頂いたところ、種はとても小さくて、ピンク色の種は少なくて貴重だそうです。お花はピンクが多いんですけどね。

 

 

 

 

 

私も以前、その田島ヶ原の「さくら草まつり」で鉢植えを買ってきたのですが、多年生なのに長くもたせることができませんでした(私の場合、買ってくる花はどれも長持ちしない…)泣くうさぎ

 

 

サクラソウ自生地

 

5年前のさくら草まつり。毎年4月中旬の土日ですが、今年は河川敷での開催は中止でした。来年はあるといいなあ…。

 

 

サクラソウは江戸時代の中頃、荒川沿いにたくさん自生していて武士が鷹狩をした帰りにお土産として持ち帰り、殿様に献上したそうで、高級贈答品だったようです。

 

 

その後、田島ヶ原にサクラソウが自生したのは、今から100年前ほどで、それも地元の方たちがかなり世話をしているので長く自生しているのだろうと思います。

 

 

このようなことを事前に会長さんからお聞きして、翻訳しておいて英語で説明しましたが、私自身知らないことばかりで、とても勉強になりました。

 

 

来月には野焼きをして、サクラソウの芽吹きを促すのだそうです。河川敷で野焼きをしてるのは知ってたけど、自生地でやってるとは知りませんでしたびっくり

 

 

ぜひ動画でご覧ください(3分少々)。 結構豪快です!次回はぜひ行ってみようと思います。

 

 

 

 

 

今回の通訳を機に、私も地元の発展とサクラソウの保護などのボランティアに少しずつでも参加できるといいなあ、と地元愛に目覚めたことでございました♪

 

 

あ、今日のお礼に「さくら草マスク」を頂いちゃった♪ 次回は「さくら草ビール」というのを頂きたいかな~♡ (なんちゃって)

 

 

 

 

これからはブログでも、地元情報をできるだけ書いて貢献していこうと思いますニコニコ