前回、「準動詞」とは、動名詞・不定詞・分詞の3兄弟だとお伝えしました。

 

 

今回は、まず長男の「動名詞」(Gerunds) くんについてもう少し詳しく見ていきましょう。なぜ動名詞が長男かというと、1番分かりやすくて最初に説明しておきたいからです。最初に顔を出すのが長男の役割ということです照れ(まあ長女でもいいんですが。ここはあまり深くつっこまないでください・・・あせる

 

 

 

 

 

動名詞とは、これも読んで字のごとく、動詞の「名詞化」。つまり役割は「名詞」(~すること)となります。名詞なので、ふつうに主語・目的語・補語として使われます。

 

 

形は動詞の原形+~ingです。

 

Studying English is important. 「英語を勉強することは大切だ」(主語)

My future dream is studying abroad. 「私の将来の夢は留学することだ」(補語)

I like watching movies in English. 「私は英語で映画を観るのが好きだ」(目的語)

 

 

この目的語の働きをする場合、特に好んで長男(動名詞)に惹かれる女性・・・じゃなかった口笛動詞があります。

 

よく文法書に出てくる「メガフェプス」って言葉があります。megafeps と書きます。

後ろに動名詞をしたがえる動詞たちの頭文字です。

 

m.....mind, miss

e......enjoy

g......give up

a.....avoid

f......finish.

e.....excuse, escape

p.....practice, put off

s.....stop, suggest

 

最近ではこれにdaをつけてmegafepsda「メガフェプスだ」として紹介しているものもあります。

 

d.....deny

a.....admit

 

 

これに加えて、前置詞(at, in, on, for...)などは後ろに動名詞を取ります。ですので、give up, put off などは当然うしろが動名詞です。

 

使い方はこうなります。

 

(例1) I enjoy watching movie at home. (私はふだん家で映画を観て楽しむ)

(例2) Would you mind opening the window? (窓を開けて頂けませんか?)

(例3) He is proud of winning the game. (彼は試合に勝ったことを誇りに思っている)

 

 

mindは「気にする」という意味です。日本語でも「ドンマイ」って言いますよね。

(ちなみに、"Don't mind."「気にするな」ですが、英語では"Never mind."と言います。)

 

Would you mind ~ ing?は「~すると気にされますか?」つまり「~していただいてもよろしいですか?」という意味になります。

 

もし、ドアを開けるのが相手ではなく、自分の場合は動作の意味上の主語を動名詞の前に所有格か目的格の形で入れます。ネイティブは目的格を好むようです。

 

 

例2と例3は次のようになります。

 

(例4)  Would you mind me opening the window? (私が窓を開けてもよろしいでしょうか?)

(例5)  He is proud of his son winning the game. (彼は息子が試合に勝ったことを誇りに思っている)

 

 

また、否定形は動名詞の前に not をつけます。

 

(例6) He insisted on her not going there alone. (彼は彼女がそこへ1人で行くべきではないと主張した)

 

 

さらに、時制がさかのぼることを示すには、having 過去分詞に変えます。

 

(例7) Excuse me for having been late for the meeting. (会議に遅れてしまい失礼しました)

 

以上です。長男くん、割と分かりやすかったのではないでしょうか?次回は次男の不定詞くんをご紹介しますね♪

 

 

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