自民党総裁選の報道が過熱気味だ。まあ我々には投票権も無いから、傍観桟敷的にテレビ報道を見ているしかないのだが・・。またSNS等での報道も多種多様、最初は立候補者第一号の小林氏についてから始まった。知名度の低さから早い段階での出馬宣言となったのであろう。

 

だが投票するのは党所属の議員と党員のみ。知名度の低さは党員の中も同じだ。その為に早くからテレビ報道に頼ったのではないのか? マスコミもそれを後押しする様な報道が繰り返された。

 

その後小泉氏の出馬が確実となると、今度は彼の圧倒的人気を取り上げ、確実的な報道をした・・・かと思うと、今度は一転、立候補者が揃った討論会での発言姿勢から、その人気度が1位から3位に落ちたとか・・。

 

また石破氏は総理大臣になって欲しいと言う国民の人気がダントツだが、所属議員の人気がないからダメだろう・・、又彼の推薦人となった議員達の今後が心配だとか・・、まあまあ好き勝手な報道が目につく。

 

こうなるともはや、マスコミ自体がこの総裁選を面白がっているとしか思えない。本当に次期総理大臣になる人物について危惧しているのかね? 

 

又ここに来て、高市候補が8月に党員向けに送付したリーフレットが問題となっている。「お金を掛けない総裁選」と言いながら、そんな中、党員向けにお金を掛けた事前運動。この様な報道こそマスコミが我々国民にすべきものでは。

 

我々国民が選べるのは政党だけだ。その党の姿勢、実態が問題なのである。アイドルの人気投票では無いのだから、もう少し中身のある報道を心がけて欲しもの。この国の行先を心配している人は少ないだろうけど、そんな関心ある人たちだけにでも良いから、参考となる報道をね。