昌子さんと行く1泊2日!
早春の桜・桃源郷と富士山を望むバスの旅 in 石和温泉
開催日時:平成24年3月29日(金)~30日(土)
宿泊先:山梨県石和温泉 ホテル君佳
平成23年年度も押し詰まった3月末の2日間、森昌子後援会主催でバスツアーが開催された。会員のバスツアーに昌子さんが部分的に参加するという企画だ。リアルタイムでもブログで報告したが、もう一度詳しく報告したい。ときどき「報告が詳しすぎる」とお叱りを受けることもあるが、50,000円の参加費と交通費を払って参加できる人は、後援会会員の中でも限られた人たちだけだ。実際、参加者は90人に過ぎなかった。さらに、後援会に入っていない森昌子ファンもたくさんいる。そのような人たちにも、今回のツアー企画を一緒に楽しんでもらいたい、というのが私の願いだ。
まずはチラシのタイトルに注目してもらいたい。
「昌子さんと行く1泊2日!
早春の桜・桃源郷と富士山を望むバスの旅 in 石和温泉」
この長いタイトルからして盛りだくさんの内容であることがわかるが、実際にはそれ以上に盛りだくさんだった。企画スタッフの気の入れようがうかがえる。大人数のツアーはそれだけ事故やトラブルのリスクを伴うのに、敢えて実行に移したことに、まず拍手を送りたい。パンフレットの両面を下に掲載した。修学旅行を思い出させる手作り感あふれる「旅のしおり」だ。もう終わってしまったので、詳しいスケジュールを掲載しても問題ないだろう。
【1日目】
9:30 品川駅 中央改札口前時計台下 集合
10:00 品川駅出発
13:30 昼食:甲州ほうとう「小作」双葉バイパス店
14:30 大人の社会見学:ワイナリー「シャトー勝沼」
16:00 宿泊先到着:石和温泉「ホテル君佳」
16:30 フリータイム
18:00 夕食
19:00 ファンの集い
20:00 終了予定
【2日目】
9:00 ホテル出発
9:30 「武田神社」参拝・記念撮影
10:45 桃源郷見学
12:30 昼食:ハーブレストラン「四季の香り」
13:30 富士五湖を望みながら移動
14:00 「忍野八海」散策
15:00 「忍野八海」出発
18:00 品川駅到着
旅のしおり(外側)
旅のしおり(内側)
出発地は大阪と東京の二箇所で、それぞれ20人、70人が参加した。私は東京組みのため、朝一番の新幹線で新潟から東京に向かった。集合場所は品川駅中央改札口前の時計台(写真)。列車のトラブルで数名が遅れたが、午前10時過ぎには全員が集合して無事に出発できた。東京組のバスは2台。それぞれ工房スタッフが添乗した。1号車は新人のFさん、2号車は会報「マコ通信」にもたびたび登場するSさんだ。2号車には名司会者の牧野さんも同乗した。さらにバスガイドさんも添乗していたので、ものすごく久しぶりに「修学旅行気分」を味わうことができた。バス搭乗時に旅行バッジ(写真)と茶飴2個が配られた。バッチは、わざわざこの旅行のために作られたもの。昌子ファンには貴重な品だ!そんな細かな気配りがうれしい。
集合場所のJR品川駅中央改札口前時計台
特製の旅行バッジ
バスは首都高速を経て中央自動車道に入った。渋滞に巻き込まれることもなく、移動は順調だった。天候にも恵まれ、八王子を過ぎてしばらくすると南側に相模湖や丹沢の山々を望むことができた。さらに進んで山梨県に入ると、左前方に真っ白な富士山を望むことができた。その壮麗さと神々しさは圧倒的だった。
添乗員のFさん(写真)は背が高く、まったりした話し方の娘さんだ。その癒し系のオーラのためか、車内も自然と穏やかな雰囲気に包まれていた。高速道路を甲府昭和JCTで降り、昼食場所の甲州ほうとう「小作」双葉バイパス店に向かった。到着は午後1時過ぎで、予定よりも少し早かった。一方、大阪組みは出発が遅れたため、やや遅れて到着した。
おんがく工房の新人Fさん(添乗員)
山梨名物の「ほうとう(餺飥)」は私の大好物だ。特に、かぼちゃのたっぷり入った熱々のほうとうが好きだ。しばらく山梨県に行ったことがなかったので、この昼食を楽しみにしていた。鉄鍋に入ったほうとうには、かぼちゃ、じゃがいも、さといも、人参、ごぼう、しいたけ、山菜、ねぎ、白菜など、具がたくさん入っていた。特にじゃがいもは1個、かぼちゃは1/5個以上は入っていたと思う。さすがに団体客用に準備しなければいけなかったので、熱々とまではいかなかったが、その分だけ食べやすかったともいえる。汁が絶品だったため、私は一滴も残さず完食した。
甲州ほうとう「小作」双葉バイパス店
ほうとう(餺飥)
昼食の席で昌子バッチをたくさん身に付けたご婦人を見かけた。いろいろな機会に作られたバッチだったが、さらにすばらしい装飾を身に付いていた。すべてのネイルに昌子さんの名前が平仮名で一文字ずつ書かれていた(写真)。さぞかし時間がかかったことだろう。根っからの昌子ファンとはこういう人のことをいうのだと思い、心底感心してしまった。私のように、良いことも悪いことも何でも書くような人間は「ほんとうのファン」ではないといわれる理由もわからないでもない。が、たまにしか昌子さんの歌を聴かない人から熱烈なファンまで、そのすべてが昌子ファンだと私は信じている。ファンを「質」で区別しては絶対にいけない。
昌子ネイル
大阪組みの到着が遅れたので、バスの出発まで時間があった。私は満腹感を少しでも減らすべく、店の周りを歩き回っていた。隣に流れる釜無川は河原が広く、そのかなたには日本第2の高峰、南アルプスの北岳の勇姿を望むことができた。この景色は武田信玄公の時代とたいして変わらないはずだ。そう思うと、ますます雄大に思えた。バスに乗り込む前、二人のバスガイドさんに記念撮影をお願いしたら、快く応じてくれた。なぜか太陽の逆光が入り、後光がさしているような写真になった。そういえば、観音様のような雰囲気があった。
二人のバスガイドさん
次に向かったのが、ワイナリー「シャトー勝沼」だ。「小作」からは一般道で移動した。短時間ではあったが、ワインの瓶詰めライン、おりの除去装置、樽熟成庫を見学した。その後、販売店でワインを試飲し、お土産を買った。甘口のワインは私には甘すぎて、食前酒としてしか使えないと思った。一方、モモのワインは美味しくて、かつ珍しかったので、妻へのお土産に一本買った。この大人の社会見学の間ずっと、工房のSさんは、次の会報に載せる写真を取り続けていた(写真)。このツアーの企画も担当したらしい。おんがく工房は従業員が少ないので、ひとりで何役もこなさなければならない。彼女が苦労して撮った会報の写真がいまから楽しみだ。最近、髪を短くしたようだが、人柄が以前よりも丸くなったように感じるのは私だけだろうか。それとも私が単に慣れただけなのだろうか・・・。
シャトー勝沼
おんがく工房のSさん
ここまで読んでくれた方は、「昌子さんと行く」というタイトルなのに「昌子さんがいない」と思ったのではないだろうか。それには理由があった。それはまた後ほど。