第44回サイエンスカフェにいがた(予告) | 新潟だより

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 ジュンク堂書店新潟店では、毎月、サイエンスカフェが開催されている。サイエンスカフェとは、科学を一般の人に分かりやすく解説するイベントのことだ。堅苦しい講座ではなく、お茶を飲みながら気楽に聞けるのが特徴だ。先端科学の内容と一般人の知識とのギャップが大きくなり過ぎた現代、こういうインタフェース機能は必要だろう。それに我々、学問を職業とする人間は、現代のパトロンである「国民」に対して説明責任があると思う。

 12月は引き受け手がいないので、私が毎年ボランティアで担当している。今回で4回目になる。昨年は「鍵盤の歴史」について話したが、今年はその続編として、鍵盤楽器のひとつ「チェンバロ」の話をすることにした。私の話だけでは楽しくないので、CDによる音楽鑑賞や実際の演奏も入れる予定になっている。概要を最後に示す。詳しくは、カフェのサイト
http://www.ecosci.jp/n-cafe/
を参照いただきたい。

$新潟だより-サイエンスカフェ09
昨年の第32回カフェ『キーボード(鍵盤)、2300年の歴史~水圧送風式パイプオルガンからコンピュータまで~』での演奏風景
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第44回カフェ『現代に甦った宮廷楽器“チェンバロ”の魅力をさぐる』

ゲスト:林 豊彦(新潟大学・工学部福祉人間工学科 教授)
期日:2009年12月26日(日)15時00分~16時30分
会場:ジュンク堂書店新潟店 地下1階Café Space
参加費:500円(ワイン,日本酒のいづれか)
    400円(ホット・アイスコーヒー,アイスティー,オレンジジュースのいづれか)
※定員(椅子席):40名

▼PR文
 チェンバロは、いまやポピュラー音楽でも使われ、名前は知らなくても音を聴けば、誰でもわかる楽器となった。ポール・モーリアオーケストラの「恋はみずいろ」やアニメ「キャンディーキャンディー」の主題歌でも使われていた。しかし、フランス革命以降、20世紀に到るまではほとんど廃れてしまった楽器だった。その前はどうかというと、17・18世紀では花形の鍵盤楽器で、宮廷のサロンでも劇場でも大活躍していた。

 チェンバロは長い期間使われた楽器だったため、時代や地域によって設計や音色が大きく異なる。とうぜんチェンバロの音楽も大きく異なる。そんな楽器・音楽の多様性もまた、音色の美しさとともにチェンバロの魅力のひとつとなっている。この講座では、そんなチェンバロの魅力を、歴史、構造、音楽の観点から大解剖してみたい。もちろんチェンバロの生の音色もお楽しみに!

▼演奏曲目
J. S. バッハ(1685-1750):リコーダーとチェンバロのためのソナタ ニ短調(全曲)
              (原曲:オルガンソナタ第3番 ニ短調 BWV527)
 テナーリコーダー:林 豊彦
 チェンバロ:飯田万里子(http://www.geocities.jp/nemfweb/mariko-cembalo.html)

A. マルチェッロ(1669-1747):アダージョ ニ短調(原曲:オーボエ協奏曲 ニ短調 第2楽章)
J.C.F. フィッシャー(1670頃-1746):組曲「天文学の女神(ウラニア)」より パッサカリア
H. パーセル(1659-95):グラウンド Z.D221
F. クープラン(1668-1733):「恋のうぐいす」
 チェンバロ独奏:飯田万里子

楽器:テナーリコーダー(Moeck社・ドイツ、Hottoterreモデル、a=415Hz)
   チェンバロ(BIZZI社・イタリア、1段鍵盤、イタリアン”コンティヌオ”モデル)

▼推薦図書&参考図書(一部を当日会場で紹介・展示予定)
渡邊順生,「チェンバロ・フォルテピアノ」,東京書籍(2000)
久保田 彰,「チェンバロ ~歴史と様式の系譜」,ショパン(2009)
伊東信宏・松本 彰・渡辺 裕・渡邊順生ほか,「ピアノはいつピアノになったか?」,大阪大学出版会(2007)

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