21歳で始めた漫画家活動も、ほとんど上手く行かず、25歳になり、最後のチャンスと思って投稿した作品も、箸にも棒にもかからない状態だった。
この時、大賞を取った人はなんと15歳…
"15歳の年齢に将来性を感じる"
編集部の評価を見た僕は…
25歳の僕はもう…将来性はないのかな?
そろそろ諦めた方がいいのかな…?
漫画家と言っても、掲載された作品は4コマ漫画などほんのわずか…
貧乏な家なのに、定職にもつかずほぼニート状態…
20歳の頃は…
年上の女性にモテた僕だったが…
髪も伸びっぱなし体重も増え…
※画像はネットから借りました。
今では若き日の金八先生の様になっていた…
そして迷いを持ったまま年が明け、僕も26歳になった…
21歳で漫画家活動を始めて5年が経っていた…
5年経ってこの状態じゃあ、もうダメだろうな~
このままダラダラやっていたら、人生ダメになってしまう…
毎日そんな事を考え出した…
そして1997年2月…
僕は漫画家を辞める決意をした!
中途半端な決意じゃダメだと思い、もう漫画を描く事は一切しないと心に決め、漫画道具も全て処分した。