熊本県山鹿市役所に大量の迷惑メールを送るなどしたとして、県警山鹿署は19日、無職豊嶋武久(60)(山鹿市石)と、弟の会社員豊嶋武二(58)(横浜市保土ヶ谷区和田2)の両容疑者を県迷惑防止条例違反(メールの連続送信行為)の疑いで逮捕した。

 山鹿市によると、2人からのメールは約2年間で約20万通を超えるという。

 山鹿署の発表によると、2人は昨年8月中旬~10月中旬、拒否されたにもかかわらず、池田永実副市長あてで「泥棒」「詐欺師」などと書いた迷惑メール数十通を山鹿市役所のパソコンに送信したり、池田副市長と河村修・元市長の自宅に「泥棒、横領した土地を返せ」などという電話を数十回かけたりした疑い。2人は「間違いありません」と容疑を認めているという。

 山鹿市によると、武久容疑者は、県道改良工事に伴い買収された市内の親族の土地を巡り、「県や市が書類を不正に作成している」などと主張し、買収契約の無効などを市に求めていた。

 2人からのメールは2007年9月から届き始め、昨年12月までに約20万5000通に上った。1日に約2000通送られた時もあったという。電話は08年頃から繰り返しかけられていたという。

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