今回は年末から年明けにかけて
、水漏れ案件が発生、各々の対応についてご紹介です。
コマパッキンの交換
浴室の混合水栓ですが、蛇口から糸を引くように水漏れが生じていました。
このタイプは一般的にコマパッキンと三角パッキンを交換しています。
しかし、今回、管内の湯側のパッキン受け部をスコープで除いたところ、金属面がかなり腐食し凸凹していることがわかりました。
水側はこちらです平滑面が見えます。↓
今回はパッキンを交換し、一時的には漏水が止まっていますが、湯側のパッキンの接触面が痛んでいるので長期的にみると難しいという判断です。
こちらは様子見でして、次回は本体器具の交換を行う予定です。
カートリッジの交換
既存の水栓はTOTOのTKJ30U3でした。
ご覧のようにハンドルを下げ切っても糸を引くように漏れていました。
この症状からして、カートリッジを交換すれば治る見込みです。
まずは解体です。
水栓の止水栓を左右締めてから分解します。
このようなパーツになります。
手前のカートリッジは一部破損していました。
この水栓の交換用カートリッジはメーカーサポート情報からTHY582Nです。
まずはパッキンとスプリングを2箇所いれます。
そしてカートリッジを挿入後、カバー内のストッパーやばね等もきれいに洗浄して組み立てます。
最後にハンドルもきれいに清掃して差し込み通水を確認終了です。
水漏れは嫌ですね、ご自身でできる方もいらっしゃることと思いますが、ちょっと難しいところもあります。お困りの際はご相談ください。
それにしても、なぜか、年末年始に水のトラブルに遭遇することが多いです(笑)
今年こそ世界中の皆様が普通の生活に戻れますように