自民党栃木県連は6日、今夏の参院選県選挙区の候補者の選考で、面接で1人に絞りきれなかった場合、一般の県民からのインターネット投票を実施することを決めた。

 県連によると、インターネット投票は全国でも初の試みで、約1万1000人の党員が投票する予備選挙の結果と合わせて候補者を決める。同日開かれた選対本部会議と役員会で了承された。

 インターネット投票の具体的な方法は検討中だが、得票数に応じて票を配分するドント方式を導入する計画だ。インターネット投票の場合、同一人物が複数回投票する恐れがあるが、年齢や住所を記載するなどし、1人1回しか投票出来ないような仕組みにするという。

 茂木敏充県連会長は「優秀な人材がそろい、面接で1人に絞るのは難しい」としたうえで、「党員投票ほどの重みを持たないにしても、インターネットによる得票も予備選の結果に反映させるようにする」と話した。

 県連の公募に応募した30人のうち、これまでに書類選考などで候補者は8人(男性6人、女性2人)に絞られており、13、14の両日、候補者選考委員会で面接を実施。

 1人に絞りきれなかった場合は23日告示、3月9日投票締め切り、翌10日に開票の日程で予備選を実施する。予備選運動期間中には県内各地で街頭演説も行う予定だ。

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