本日、中野サンプラザで狂犬病の
狂犬病というと、今の日本にはない過去の病気と思われる方も
講演会がありました。
狂犬病というと、今の日本にはない過去の病気と思われる方も
いるかもしれませんが、世界では毎年5万人以上の人が
亡くなっています。
また一旦発症してしまうと、現代の医学をもってしても
ほぼ100%助からない病気です。
講習会の中で、実際に狂犬病を発症した人の動画を始め、
狂犬病イヌの歩き回る姿、痙攣する様子、
光を避けじっとしてしまう狂犬病ネコ(ネコの症状は初めて見ました)
の動画などを見せていただきました。
一昨年台湾では、約50年ぶりに狂犬病が確認されました。
今世界と容易に行き来できる時代。
それだけに、いつ何かのきっかけで狂犬病動物が入ってきても
不思議ではないと思います。
そのために狂犬病の予防接種は犬のため、
人間のためにしっかり接種していただきたいと強く思った次第です。
日本の狂犬病ワクチンの有効期間は1年間
アメリカは3年間のものがあります。
それはワクチンの成分に違いがあります。
成分の詳細は、専門的なことになるので
割愛しますが、日本の狂犬病ワクチンは、
有効期間が短い分、とても安全性が高く、
副反応の出る確率も大変低いとのことでした。
(副反応の出る確率は17万頭に1頭くらいだそうです)
本当は、狂犬病を発症したヒトやイヌの動画があれば
とも思いましたが、あまりにもリアルすぎるようにも思いました。