日本医療心理カウンセラー協会の福井です。
今日は朝からずっと雨ですね。
タイトルにもあります「カサンドラ症候群」についてお話します。
カサンドラ症候群・・・。
この名前だけ聞くと、何かの疾患のようにも思えますが、病名ではありません。
パートナーや家族に、発達障害(ASDやアスペ、ADHD)の特性が見られ、
コミュニケーション面において、表面上は問題なく会話はできても、
◆曖昧な表現が通じない為、明確(白黒ハッキリ)にしないと理解が難しい。
◆相手の気持ちや感情に共感することが苦手な為、寄り添うことが難しい。
◆相手を傷つけたり、自己中と思われるような言動や行動をする。
◆マイルールやルーティーンが崩れるを嫌い、家族を巻き込んででもする。
◆興味のあることに対してずっと話し続ける。
◆視野も狭く、世界観も広がりにくい。
これらの言動や行動により、相手はストレスを感じ、本人は勿論のこと、
周りからも理解されにくいことで、ひとりで抱え込んでしまい、
苦しみや孤独感から抜け出せずに、心身共に疲れ果て、
心にも不調をきたしてしまいます。
酷くなると、何もやる気が起こらず、寝室から起き上がれないことも・・・。
一歩外に出ると、目立たない為、職場でも役職に就いていたり、部下も従え、
何の問題もなく良い人で通っているのに何故???
と思うことはありませんか?!
私のパートナーがその傾向にあり、長い間悩まされてきました。
一例を挙げると、
私「今日は頭痛が酷くて、夕飯が作れないので何か買って来てくれますか?」
夫「えぇ!!それはあかん!今すぐ病院へ行こう!」
私からすると、病院の前に・・・、
大丈夫?それは辛かったね、大変だったねと気持ち(頭痛に対する)に
寄り添ってほしいだけなのに、
それが白か黒かの思考になってしまう為、共感してもらえないことに、
悲しい気持ちになり、心がモヤモヤし、日々のストレスに反映されていくのです。
「これ、〇〇だと思わない?」
「そうだよねぇ、私もそう思うよ。」
だとストレスも溜まらないのに、これが
「これ、〇〇だと思わない?」
「いやいや、それ違うってっ!〇〇は〇〇で・・・」
結局、共感を得られることなく、常に否定的な言葉を返され、
仕舞いにはこちらが疲弊してしまい、もういいやとなってしまうのです。
自分なりに調べていく中で、カサンドラ症候群と言う言葉にぶち当たりました。
それが何なのか、症状を知った時、正にこれだぁ!!と確信しました。
病名ではなくとも、そのことで悩んでいる人への症状がある、
名称があるというだけで少しではありましたが、救われたような気がしました。
そして、相手の特性を理解することで、パートナーとの関係性も随分と解消され、
私自身も、自分の気持ち(思い)をしっかりと伝える事ができています。
勿論、本人にも自覚はあり、良い方向に成長しようとする姿勢もあることですが。
そうは言ってもまだまだ発展途上でいざこざもありますよ・・・(苦笑)。
最近では、カサンドラさんの自助会(自助グループ)やZOOMで参加できる会も
ありますが、三重県にはまだこのような自助会はありません。
パートナーやご家族にこのような特性が見られるがゆえに苦しんでいる、
孤独を感じていて辛い、この気持ちを誰かに分かってもらいたい・・・
そんな人の思いや悩みに寄り添いたいと思っています。
先ずは、お話だけでも聴かせてもらえたらと思います。
心のモヤモヤが少しでも軽くなりますように・・・。
